その空き家の未来へ、あなたが動き出せる情報と納得を

【プロが教える】空き家を含めた相続は「生前に」が鉄則。敬老の日に話し合うべき相続のポイント

相続対策で損する人/得する人

「相続の話し合い方がわからない」「そもそもいつから話しだせばいいのか」適齢期を迎えた親子であれば、相続に関する疑問は沢山あるはずです。

しかし、いざアドバイスを得ようと思っても信頼できる相手は中々見当たらず、真偽不明のネット情報に振り回され、結局手をつけられずに放置する。

今まさにその真っ只中なのだ!という方もいるのではないでしょうか。

とは言え、”相続対策の放置”は所有者にとって「大損」です。

放置のリスク、早期対策どっちが得?

”空き家の放置”は支払う必要のない税金の支出のほか、戸建てであれば以下のようなリスクが挙げられます。

  1. 資産価値の低下
  2. 不法投棄や害虫などにより近隣への迷惑
  3. 法律改正で特定空家と指定されると税金が何倍にもなる

このような責任を押し付け合うことで、家族や親族の関係が壊れていくことは事実です。一方で、早期対策することで資産価値が高まり、税金は抑えられ、物品の売却などにより思わぬ臨時収入に繋がることも。

だからこそ、相続のポイントを抑えたうえで適切な手順を踏み、できるだけ早く相続に向けてのファーストアクションを起こすことが、非常に大切だと言えます。家族団らんの機会のある敬老の日などから、まずは始めていきましょう。

今回お話を伺った昭和市場代表の小島孝治さんは、これまで多くの相続に関わってきたその道のプロ。「相続問題を放置し続ければ、結局不利益やトラブルとして御本人に返ってくる」という言葉が非常に印象的でした。

「昭和市場」では、実家の片付け・整理から物件の運用に至るまで、相続をトータルでサポートする事業を展開中。細切れの専門知識ではなく、一気通貫で相続をみてきているプロだからこその俯瞰した視点から、はじめての相続の方にも役立つ知識を伺いました。

小島 孝治 

株式会社エア 代表

家宅整理士・宅建士・ファイナンシャルプランナー・ シニアライフ 相続アドバイザー

顧客に寄り添い、自宅や実家の整理・不動産活用・相続までを一気通貫にワンストップでサポートする「昭和市場」事業を展開。

5年以上掛けなきゃ損ばかり。数千万円もの違いを生む相続の実態とは?

じっくり腰を据えた対策を

相続について意外と知られていないのは、「生前からしっかりと時間を掛けた方が良い」ということです。

正直に言えば最低でも5年、可能であれば10年以上可能な限り時間をかけることで、税負担や、親族との争いリスクが軽減軽減され、相続後の結果が大きく変わります。一方でギリギリになっての付け焼刃的な相続をすれば、数百万円から数千万円単位で大幅に節約できるはずの税金を支払うことになる場合も。

なにより、一度失うと取り戻すのが難しい、親族や身近な人との関係を壊すことになってしまう方も多いのが実態です。だからこそ生前に、長期的な視点で相続対策を行われることを、皆さんにはおすすめしています。

最もおすすめしているのは、10年以上じっくりと腰を据えて対策をすることです。長い時間相続に向きあえる方とそうでない方とでは、結果が大きく変わりますので、試算しても”一億円”変わる事例も少なくはありません。

節約できるはずの税金の対策講じることは、これまで財産を積み上げてきた親への思い遣りでもあります。御自身が知識を身につけることでも税金などの対策は充分に可能ですので、ぜひ多くの方に取り組んで欲しいですね。

相続税も対策ひとつで軽減できる!?

ちなみに「相続税」は亡くなられた際の財産に対して課税されるものですが、生前にしっかりと相続対策がができれば、支払うはずであった税金を大幅に抑えることができます。

相続に関するこのような知識を知っているのと知っていないのとでは、非常に大きな違いがでるのが現実です。税金の例をひとつ対策するだけでも、百万円や二百万円ぐらいはすぐに税額の軽減が可能だということを、理解できるのではないでしょうか。

読み終わる前にすぐ相談したい!?空き家所有者、活用したい方はコチラ!

次ページ:相続のポイントを解説!

スペイン商事
この記事を書いた人
フリーライター。大阪在住、出雲市出身。大手人材系広告企業を経てフリーへ独立。採用・転職・ファッション・グルメ記事、企業HP・社員教育資料や取材まで対応。ゆるくdeepに愛を綴ります。