【空き家紹介#1】新潟県南魚沼市の超巨大古民家 蔵&田んぼ付き

今回ご紹介するのは新潟県南魚沼市大崎にある、超巨大古民家です。
新潟県南魚沼市にある築100年以上、敷地面積1000坪以上の大きな古民家。地元の豪農一家が住んでいたという物件にはどっしりとした赴きがあります。囲炉裏や駕籠通しなど、古民家ならではの空間が満載。約20畳の広々とした和室もあり、さまざまな活用方法が検討できそうです。
賃貸として貸し出す予定で、部分貸しもOK。「蔵の一部屋だけ」「和室の一部屋だけ」などの貸し出しも応相談とのことです。
今回は、この空き家の所有者である大久保さんにお話を伺いました。

=Youtube動画はこちら=

家の歴史と空き家になった経緯

外観

ー 現在は大久保さんが所有しているとのことですが、どういった経緯でしょうか。

大久保さん「もともと住んでいたのは地元でも有名な豪農の方で。私は親戚でもなんでもないのですが、縁があって購入しました。というのも、ここに住んでいた一家の代が途絶えてしまい住む人がいなくなってしまって。最後に住んでいた方が亡くなってから、この家は10年以上空き家になっていました。

大きくて立派な家なので地元の企業などが購入を考えていたらしいのですが、大家さんと話がまとまらないなどの事情がありなかなか売れず、そのため値段を下げて売りに出されていました。私はそのときにたまたま購入した、という経緯です。」

ー もともと住んでいた豪農さんというのはどういうお家だったんでしょう?

大久保さん「この辺りでは知らない人がいないくらい有名な豪農さんです。この家も地域の方の集まりに利用されることも多かったらしく。例えば政治家の先生などが来るときにこの家に呼んで、そこに地域の人が集まったりもしていたようです。そのくらい地元では有名なお家でした。」

ー 購入されてからはリフォームや整備などをされたのでしょうか。

大久保さん「購入した後は、掃除や庭の整備を行いました。家はかなり近代風にリフォームされていたので、その部分を壊して元の古民家の姿にして。ただそれ以外は特に手を入れてなくて、たとえば柱などは塗り替えていません。少し掃除をしたくらいです。」

ー 空き家ということですが、現在はどのように使われているのでしょうか。

大久保さん「友人が集まったときにたまにパーティをしたりしていますが、日常的には使っていません。」

外観・庭

長く続く外壁の切れ間に赴きのある入り口が。正面には石垣もあり、古民家らしい佇まいです。

正面入り口

門を抜けるとどっしりとした古民家が出迎えてくれます。

外観正面
玄関横には大きな池もあります

裏側から見た外観はこちら。庭に木々が立つ素敵な雰囲気です。

外観裏手
庭には大きな木が。この家の持つ歴史が感じられます。

古民家部分

○囲炉裏のある元土間スペース

玄関を入ると、まずは囲炉裏のある板張りの空間。現在はソファなどが置いてあり、リビングのような使い方をされているようです。

ー この部分はどういったスペースなのでしょうか?

大久保さん「ここは土間だった部分で、今も一部分が土間として残っています。土間の上に、居住できるように現在は板が貼られています。」

土間部分。外からも入ることができます。

土間として残っている部分を見ると柱の基礎がよく見えます。礎石という、基礎の石を置きその上に柱を立てている構造が確認できますね。

大久保さん「このあたりでは石場建ち(いしばたち)と言ったりもしますね。」

お部屋の一角には迫力満点のシロクマの剥製が!こちらは本物でしょうか?

大久保さん「おそらく本物です。知り合いの方が旅館をやっていたのですがお店を畳むことになり、そのときに『いらないから持っていってくれ』と言われたのでもらってきちゃいました。」

○約20畳の広々とした和室

囲炉裏のある部屋の隣は、約20畳の広々とした和室。

約20畳の和室

特徴は広くて高い天井!思わず見上げて固まってしまうほどの空間です。

迫力のある天井。
立派な神棚もあります。

こちらの和室にも囲炉裏があります。大きなお部屋なので、地元の人が集まるスペースとして使われていたようです。

囲炉裏のある団欒の空間

○さらに8畳の和室が2部屋

20畳の和室の隣には、約8畳の和室が隣り合って2部屋あります。

ふすまで仕切られた和室。ふすまを外せば約16畳の和室としても使えます。
掛け軸を3本かけられる広い床の間。

部屋には赴きのある看板が置いてありました。

大久保さん「こういった大きいお家は、新しい決まり事ができると周知する役割も担っていたようです。この看板はそのために使われたようですね。」

○駕籠通し

駕籠通し

20畳の和室と8畳の和室の間には、細長い渡り廊下のような空間があります。

大久保さん「ここはお殿様などの偉い人が玄関から駕籠のまま入ってこられるように作られた『駕籠通し』という空間です。この家を建てた一家がどれだけ立派な家だったのか窺い知れますね。」

○隠し部屋ような2階の小部屋

玄関横の階段を上がると、まるで隠し部屋のような小さな部屋があります。

隠し部屋のような小さな和室

ー このお部屋は新しく作られたものですか?

大久保さん「いえ、この部屋は最初からあった部屋のようです。手すりなどは後付けのようですが…、もともとどなたかのお部屋だったのかもしれませんね。」

居住スペース

○キッチン・水回りはリフォーム済み

キッチンやトイレなどの水回りはリフォームされています。母屋は古民家スペースと居住スペースに分かれているため、使用用途によって使い分けができますね。

リフォーム済のキッチン
レトロでかわいいお風呂。ガスと水道を通せば使えます

○キッチン横の日当たりの良い和室

キッチンの横にはさらに和室が。日当たりのいい縁側がサンルームのようになった気持ちの良いお部屋です。

日当たりの良い和室。窓からは庭を流れる小川がよく見えます。

○2階にもお部屋があります

住居スペースには2階もあります。広い和室が2部屋と、現在は物置として使用されている洋室が1部屋。

こちらも広々とした和室です。

ー ほんとに部屋がたくさんありますね。

大久保さん「そうですね、お子さんが遊びにくるとすごく喜んで、家の中を楽しそうに走り回っていますよ。」

ここまででも十分広いのに、まだまだあるのがこの空き家のすごいところ。

敷地内には、なんと蔵があるのです。

蔵 外観
通路には古い農耕具もたくさん!

蔵のうち2部屋は現在使用されていません。手前の部屋は2階部分があり、中には古そうな食器や箪笥などの家具が置いてあります

蔵1部屋目の2階部分

大久保さん「ここは私が購入してからほぼそのままで、手をつけていません。食器など古そうなものもありますが、よく分かっていないですね。」

○まさかの隠し財産が?謎に包まれた蔵

さらに奥に進むと、床板が抜かれた蔵の一部屋があります。

床板が抜かれた蔵の一部屋
地面の四角い穴

大久保さん「ここだけ床下スペースが異常にあったので、なにか面白いものでも出てくるのでは?と思って掘ってみたんです。地面に、石で厳重に四角く囲われている部分があり、掘ればなにば出てくるのではないか?と。笑

おそらくですが、豪農だったので隠し年貢などを置いていたのでは?と推測しています。わざわざ石もいいものを作って組んであり、ただの穴ではなく、なにかに活用していたのでは?と思ってしまいますね。」

○田んぼ

蔵の横には広い田んぼも作られています。

大きな一枚の田んぼ

魅力ピックアップポイント

①とにかく広い!大きなスペース

約1000坪の敷地に一枚の田んぼがついた広大なスペース!
地元の人が集まったというだけあり、室内も広々とした空間が広がっています。

②地元の豪農が使ったどっしりとした作り

地元では知らない人がいないという名家が受け継いでいた家は、どこもどっしりとした重厚なつくり。
柱や針なども迫力があり、圧倒される空間です。

また『駕籠通し』など財力のある名家ならではのロマンあふれる空間が。非日常間も楽しめます。

③水回りなどはリフォーム済

古民家でネックになりがちな水回りはリフォーム済。キッチン・トイレやお風呂などライフラインを通せばすぐに使用可能です。

④可能性は無限大!蔵もある

蔵の2部屋はまるまる空いており、すぐにでも貸し出せる状態。なにかを貯蔵するだけでなく、蔵を活用したお店なども楽しそうです。

所有者さまのご要望

ー 空き家の活用者を募集するにあたって、「こうしてほしい」という要望はありますか?

大久保さん「基本的には、上手に楽しく使っていただけたらなんでもOKです。

ただ、現在友人や知人がこの家を使ってくれているので、その友人たちが今後も遊びに来れるような開かれたスペースになっていて欲しい、という希望がありますね。たとえば、レストランになっていて友人が遊びに来れる、というのでもいいと思います。

あとは、自分自身が本業が農家で米作りをしているので、そことうまく絡めた活用ができたら嬉しいなと思っています。例えば田んぼで田植え体験をやるとか、稲刈り体験をやるとか。古民家と農業をうまく結びつけてくれる方がいたらいいですね。

近くには温泉やスキー場もあるので、そういったところに来た人の拠点のような場所になるのもいいかな、と考えています。」

活用アイデア例

その①体験型レストラン

現地を訪れた空き家活用株式会社の代表 和田貴充は「広々としたスペースを活用し、レストランにしたらいいかも!」というアイデアを出しています。
バーベキュー道具などを貸し出して利用者が自分で調理をするような体験型レストランもいいですね。また近隣の山で取れたジビエなどを振る舞うお店も人気が出そうです。

その②民泊

近くには温泉やスキー場があり、観光客も訪れると大久保さんからの情報が。観光に来た人が拠点にできる民泊としても活用できそうです。

その③会員制で定額利用のシェアスペース

コロナ禍で注目を集めている、定額制のコワーキングスペースやシェアスペースとしての活用も考えられます。

レンタルスペースや、企業や学校が研修などに使う空間としても。田んぼもあるため農業体験や農業研修をするスペースとしても活用できそうですね。

所有者の大久保さんの本業が米農家さんであるため、そちらと絡めた活用方法も考えられます。さらには大久保さんからは「車もお貸しできますよ。」との言葉も!利用者が自分たちで作っていくようなシェアスペースになったら楽しそうですね。

古民家で宝探しができる!?

大久保さんのお話によると、物件内や蔵には古文書などがたくさん眠っているとのこと。人を集めて宝探しをしたらなにか掘り出しものが見つかるかも…!?

お部屋がたくさんあり探索しているだけで楽しいお家なので、宝探しイベントなどを開催する場所にすれば新たな観光スポットとして人が集まるかもしれませんね。

物件詳細

所在地:新潟県南魚沼市大崎
アクセス:JR上越線「浦佐」駅から車で約10分

構造・設備:木造2階建て 蔵・田んぼ付き
間取り:和室5部屋+洋室1部屋+土間+サービスルーム+DK(蔵部分を除く)

契約形態:賃貸(部分貸し可)
賃料:応相談

間取り図

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