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不動産投資での失敗原因から学ぶ、賢い空き家不動産投資

不動産投資での失敗原因から学ぶ、賢い空き家不動産投資

実際にあった失敗事例

空き家不動産投資の失敗実例をご紹介します。
失敗例には、不動産投資で成功するためのヒントがあります。実例を見て学んでいきましょう。

企業や大学などに依存した空き家不動産投資例

投資家Tさん50代の場合
・空き家購入価格 1000万円 築25年

大手企業の工場が近場にある物件を活用しようと考えました。駅から離れているものの広さと3LDK+Sと部屋数があるので、工場勤めのファミリー層に賃貸需要がありました。

空き家を購入し、物件としては簡単なリフォームで済んだので、物件価格1,000万プラスリフォーム代100万で1,100万円。家賃は地方ゆえに安めではありますが、周りの相場に合わせて6.5万円。表面利回りは7%でした。

ところが、工場が海外に移転されるため、閉鎖されることになってしまったのです。もちろん、住んでいた家族は引っ越し、駅からも遠く不便なため、その後も新しく入居者付けができず、空室が続き利回りは0に。

慌てたTさんは、売ろうとしますが築年数も経っており、工場が移転したことで新たな人の出入りが減り、購入希望者もなく、最終的には購入価格の二分の一でしか売却できなかったそうです。

高利回りや目先の収益に惑わされてしまった空き家不動産投資例

投資家Oさん30代男性の場合
・空き家購入価格 900万円 築20年

30代で不動産投資を始めたOさんは、資金が少ないため新築よりも空き家不動産投資に魅力を感じ投資を始めました。

業者にすすめられた物件は、中は荒れているものの外観はまぁまぁだったので、購入金額900万、リフォーム100万円で月6万5千円の家賃収入を想定すると、利回り7.8%。その利回りから、Oさんは即購入を決めました。

ところが、いざ簡単にリフォームしようすると様々な問題点が見つかりました。

残っていた家具の撤去や、腐食した水道管の修理、家具の後ろから発覚した雨漏り修理など…もろもろのリフォームで500万円もかかってしまいました。

また、リフォームが思った以上に長く期間がかかってしまったことで、物件が一番動く時期に募集が出きず、ようやく賃貸に出したものの、築年数も古く、駅から15分ほどのところにあるゆえに入居者がなかなかつかず、結局は家賃を下げ、ようやく入居者がつきました。

当初予想していた利回りを大きく下回ることになり、売却を検討したものの、駅からも遠く、築年数も経っているため、いまだに買い手がつかないのだそうです。

 事例参考→https://mansionkeiei.jp/column/27669

空き家不動産投資で失敗しないためには

関わる人物(ステークホルダー)の環境を加味した投資判断を

実例のように、企業や大学に依存した不動産投資は、大企業の工場でも移転する場合もあり、工場に近いという点だけで物件を判断するのは危険です。

ファミリー層向けの物件であれば、買い物の便、駐車場の広さ、地域の子育てのしやすさなど、ファミリーにとって様々な需要がある場所を選ぶことが失敗を防ぎます。

不動産運用では多くの人が関わります。いつどこで誰にどんなニーズがあるのか、それがなくなった際に自らの物件のニーズはどうなのかをあらかじめ考えておきましょう。

利回りにきちんとした余裕を持ったバッファを

高利回りの物件は数字に惑わされると、失敗します。空き家はリフォームの可能性もあるため、必ず投資前に物件の入念なチェックをしましょう。少し余裕を持った利回りを想定することが大事です。

時期も念頭に

賃貸の場合、募集をかける時期も重要です。入居者付けをスムーズにするためにも、入念な下準備が必要なのです。

「負」動産になりやすい空き家を理解した投資を

空き家は、放っておくと持っているだけで税金がかかり、資産としての不動産ではなく、お荷物的な「負」動産になってしまいます。せっかく空き家に投資をするのであれば、しっかりと空き家の現状を理解し、財産となるよう空き家を磨きましょう。

「負」動産にしないために、空き家の特性を理解することで、空き家を賃貸物件へと変貌させ、投資を成功へと導くことができます。

空き家時代だからこその、かしこい空き家投資を

2019年現在で空き家は845万戸。これが2033年になると、空き家が2100万戸に増えると言われています。
新築物件よりも、はるかに多い空き家物件は投資のチャンスです。

正しい知識を持って、数ある空き家の中から、投資に向く空き家を探し出せれば、少ない資金でも不動産投資が可能です。低金利時代だからこそ、しっかりとした知識を持ってかしこい空き家不動産投資することで不労所得を得ることができるのです。

「相談する人がいない」そんな方は弊社に相談を!

空き家不動産投資に置いて、人脈と情報は何よりも大事です。でもなかなか相談する人を探すことができない、そんな方は是非とも弊社「空き家活用株式会社」までご相談下さい。

膨大な空き家データから、お客様のご相談内容に寄り添いお答え致します。
空き家時代だからこその、不動産投資のお手伝いいたします。

(了)

<「空き家」に興味が湧いた皆さまへ>

「空き家」は皆様が思うよりも、価値がある、良いものがたくさん

  • 空き家って、こんなに新しいんだ?
  • こんな歴史のある家、最高。しかも、ちょっとのリノベで使えた!
  • こんな素晴らしい環境にある!
  • (逆にここに新築物件は出来ないよな・・・)

そう、「空き家」は【埋蔵不動産】です。お持ちの「未活用不動産」でお悩みの方も、不動産を探されている方も。価値があふれる【埋蔵不動産】として、処理や活用をともに考えてみませんか? まずはご状況、ご要望を整理させていただきます。お問い合わせください。

お問い合わせフォーム:https://aki-katsu.co.jp/contact/            

※私どもは不動産会社でも建築業でもございません。
「未活用物件」「空き家」の情報を自治体さまとの連携などもしながら収集し、関わる方のお悩みに相談する窓口としての専門会社です。
https://aki-katsu.co.jp/

よくある問い合わせ・お悩み、ご希望

<不動産を所有の皆さま>

  1. 「未活用状態」の不動産をもっていて、困りごとが・・・
  2. うちの実家を、どうやって活用しようか悩んでいる
  3. もっと良い活用の仕方や、使ってくれる方はいないかな・・・

<不動産を探している皆さま>

  • 古民家風な「空き家」が欲しい!
  • 郊外や自然豊かな場所に、移住したい、二拠点生活をしたい
  • DIYをしてよい物件がほしい
  • 不動産会社ではなかなか見つからない希望がある・・・
  • 事業用の物件を探しているが、出回っている物件はすぐに決まってしまってじっくり検討できない・・・

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※私どもは不動産会社でも建築業でもございません。「未活用物件」「空き家」の情報を自治体さまとの連携などもしながら収集し、関わる方のお悩みに相談する窓口としての専門会社です。

大倉りょう
この記事を書いた人
雑誌編集を経て、現在はフリーの編集ライターに。空き家や外壁塗装など家周りのライティングが得意。「家の間取」を眺めていれば、ごはん三杯までいけます。