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空き家の片付けにかかる費用は?アプリやサービスを活用して安く抑えるコツを解説

片付けに便利なアプリとサービスをご紹介

空き家を片付ける際に意外と知られていないけど、活用すると非常に便利なアプリやサービスをご紹介します。

ご自身の空き家がどの程度の状態かによっても使えるサービスが異なりますが、当てはまる場合は費用をかなり抑えられるので是非チェックしてください。

片付けのプロに頼る!

片付けのプロと言っても空き家は普通に暮らす家とは異なるため、頼るべき業者も変わってきます。

≪不用品回収業者≫

遺品整理業者より安い費用で不用品やゴミの処理をしてくれますので、ゴミ屋敷と化してしまった家の片付けにはおすすめです。

片付けの最中に見つかった金銭的に価値のあるものは分別してもらえますが、遺品かどうかの分別はしてもらえません。また、想い出の整理などはしないため、作業の丁寧さは期待できません。

≪生前整理・遺品整理業者≫

遺品や想い出の品かどうか丁寧に仕分けを行ってくれます。

また、立ち合いの元作業を行うので、細かい依頼にも応えてくれて、整理後の清掃などのオプションサービスも豊富です。ただし、作業に時間がかかる分費用は高くなります。

生前整理・遺品整理の作業が外せない方にはおすすめです。

引っ越しを伴う場合の強い味方!意外と知らない「ヤマト便」

「宅急便」といえばクロネコヤマトの商標登録されたサービスですが、ヤマトには複数口の荷物(大型を含む)を格安で配送してくれる「ヤマト便」というサービスがあります。

もちろん通常の宅急便サービスにも「複数口」といって、同じ宛先に同時に送る荷物は1つにつき100円割引などのサービスもありますが、ヤマト便サービスのライバルは「格安引越し業者!」だと私は考えています。

ヤマト便では1つ1つの荷物サイズではなく、「荷物の総重量」によって料金が決まります。また、「発送日数」+1日という条件はあります。通常の輸送期間+中一日ということですね。

私自身二拠点生活をしていましたが、諸事情でそちらを退去して今は都内のみで生活しています。関東圏内のとある県から都内に荷物を持ち帰る際に利用したのが、この「ヤマト便」でした。

1つの荷物につき、30kg・3辺合計200cmなどの制約はあるものの、15個ほどの大きめ段ボールを中1日あけて運んで頂きました。

その時の送料が2千円ちょっとしかしなかったので、「計算間違いじゃないですか?」と確認したほどです。

宅急便の複数口で頼んでいたら、割引を差し引いても2万円以上はかかる内容でした。

これが、「ライバルは格安引越し業者」と考える理由です。

その戸建てに入居する際は、格安引越し業者にお願いをしましたが10万円近くかかりました。退去ということで荷物を減らしたのは事実ですが、ご両親が施設へ入居したり、都市部の便利な場所へ引っ越される場合など、引っ越しを伴う片付けには「ヤマト便」の利用が非常にお勧めです。

以下にクロネコヤマトHPから「ヤマト便」についての詳細がかかれているページに遷移できます。詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください↓

https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/search/yamatobin/yamatobin_ryokin/

顔が見える!使ってもらえる!便利なアプリ「ジモティー」

すでにご存じで活用されている方にとっては何を今さらという便利なアプリ「ジモティー」。

その名の通り、基本コンセプトは地元の人同士で不要になったものを直接やり取りできるアプリです。

登録・利用料・手数料などもすべて無料で、品物の写真を撮影して地域と一緒にアップするだけ。ジモティアプリ内で希望者がメッセージをくれるので、取引日時を決めてやり取りをします。

複数の方から申し込みがあっても、評価などを見ながら誰にお譲りするか選ぶことができますし、指定した場所に取りに来てもらえるので、リサイクル業者と異なり送料や手数料もかかりません。

小さなものは、フリマアプリの「メルカリ」・「ラクマ」・「ヤフオク」などを活用すればいいですが、ジモティーではタンスや冷蔵庫、洗濯機といった大型家具・家電なども、地域差はありますが人気の品物になります。

よほどひどい状態でなければ引き取り手は見つかりますので、活用してみてください。

スマホ版とPC版があり、お値段をつけることも可能です。リサイクル業者にお願いをすると査定は無料で来てくれますが、査定結果は安く、場合によっては不良品として引取手数料を取られる場合があります。

平均相場は大型家具・家電になると4,000円~10,000円であることを踏まえて考えてみても、非常にメリットの多いサービスと言えます。

ジモティーに興味がある方は、以下の公式サイトをご覧ください↓

https://jmty.jp/

片付けではなく解体?かかる費用と期間は?!

築年数・老朽化の度合い・地域の需要によっては、片付けではなくやむなく解体を選択する場合もあると思います。

確かに、日本の建物の価格は築年数とともに下落し、30年~35年程度で横ばいとなります。ただし、日本の建築技術は高く、古い建物でも建物付きで売却することができる場合があり、また逆に35年未満であっても建物の老朽化が激しく価値がない場合もあります。

建物を解体する場合は、事前に不動産会社に相談することをおすすめします。築年数や外観等だけで判断をせずに、不動産会社に査定をしてもらいましょう。

また、解体する場合は不動産会社が紹介をしてくれるので、その点を踏まえても不動産会社に一度相談されるのがよいでしょう。

この点を踏まえたうえでこの項目では、解体・除却にかかる費用と期間を具体的に解説していきます。

解体にかかる費用の相場

造り単価/坪
木造40,000
鉄骨造60,000
鉄骨鉄筋コンクリート造70,000
浄化槽の除去一個あたり50~80万円

延べ床面積が平均35坪程度なので、木造でも140万円、鉄筋コンクリート造の場合は250万円程度かかります。

さらに、道路との高低差が大きい場合や、狭い路地で重機が入れない場合等、人手がかかる場合は追加費用が発生します。

解体する理由にもよりますが、個人にはかなりの負担です。

ただし、一部の自治体では解体・除却について費用の助成を受けられる場合があります。ご自身の所有する空き家が該当するかをお知りになりたい方はこちらをご参照ください↓

「空き家解体・除去費に対する国土交通省の対応は?」の見出し「解体・除却の際、自治体の補助を受けられる場合も」|空き家活用lab

解体にかかる期間

費用は高いものの、解体そのものにかかる期間は平均1か月程度と、そこまで時間はかかりません。

ただし、建物の解体の前に片付けを済ませておかなければなりません。また、解体した廃材の撤去料が別途かかる場合もあるので、事前にしっかりと確認をしておきましょう。

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sakuya
この記事を書いた人
リラクセーションサロン・大手コンビニ・福祉業界と異色の経歴を持っています。今は田舎に戸建てを借りて都内と二拠点生活するフリーライターです。 次世代が活躍できる舞台づくりをフィールドワークにしています。