自分で清掃を行うのが大きな負担になるようであれば、清掃業者を利用するという方法もあります。民泊事業者の増加にともなって、民泊施設を専門に清掃を行う業者も登場しています。
清掃料金の相場は宿泊人数が2名までなら3,000円程度、4名以上のグループなら5,000円程度です。
人数に関わらず、広さによって清掃料を決定する業者もあります。
床面積ベースの場合、25㎡までで4,000円程度、25~40㎡なら6,000円程度、40~60㎡では8,000円程度が相場となっています。
床面積で料金が決まる場合には、宿泊人数が少なく簡単な清掃でも高くついてしまうこともあるため、どちらを基準とした料金設定となっているかをしっかり確認することが大切です。
また、業者を選ぶ際には、リーズナブルな料金でもしっかり清掃を行なってくれるところに依頼しましょう。
繰り返しになりますが、清掃の質は民泊の人気度に大きく影響します。
角度を変えて考えてみると、狭い部屋や予算の関係などで変わった取り組みなどができない場合でも、しっかりと清掃の行き届いた部屋は好印象となる場合が多いと言い換えることもできます。
実際に民泊仲介サイトの宿泊後レビューを見てみると、「掃除が行き届いていること」を「思いやりを感じられる」「ホスピタリティに溢れている」ととらえている宿泊者が多くいます。清掃一つで民泊施設の印象は良くも悪くも大きく変わるのです。
“水も電気も自分でひいてきたような場所ですから 洗面場所やお手洗いの管理が難しそうですが びっくりする程とても綺麗で、管理人さんが 丁寧に管理されていることが理解出来ます。 “
引用:Airbnb
“清潔でキレイなのが何より良かったです! 静かでセキュリティもばっちりで、とても気持ちよく滞在できました。 “
引用:Airbnb
また、民泊は地域によっては海外からの利用者も多いため、言語の違う外国人旅行者には掃除の行き届いた部屋であることを伝えるのが難しい場合があります。
清掃の終わった部屋の写真をなるべく多くサイトに掲載したり、動画で部屋を紹介するといった工夫を行いましょう。
「所有している空き家を民泊施設として活用したい」と検討している方の中には、今回の記事をご覧になって清掃だけでも非常に大変に感じた方もいるかもしれません。
たしかに民泊を始める際には知っておくこと、決めておくべきことが非常に多くあり、一人ですべて行うのは難しいでしょう。
しかし民泊では得られるメリットも多くあります。管理の手間と費用だけがかかっていた空き家を民泊施設として活用することで、収益物件にできる可能性があるのです。
民泊のメリットや収益性については「民泊とは?空き家活用して民泊施設にするメリットや条件、問題を解説」の記事で詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。
空き家活用株式会社は、空き家の活用・売却においてさまざまなご相談にのっています。
民泊のほか、空き家を知り尽くすプロだからこそできる活用方法もご提案させていただきます。
(了)
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<「空き家」に興味が湧いた皆さまへ>
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そう、「空き家」は【埋蔵不動産】です。お持ちの「未活用不動産」でお悩みの方も、不動産を探されている方も。価値があふれる【埋蔵不動産】として、処理や活用をともに考えてみませんか? まずはご状況、ご要望を整理させていただきます。お問い合わせください。
お問い合わせフォーム:https://aki-katsu.co.jp/contact/
※私どもは不動産会社でも建築業でもございません。
「未活用物件」「空き家」の情報を自治体さまとの連携などもしながら収集し、関わる方のお悩みに相談する窓口としての専門会社です。
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