目次
1. 杉並区の空き家問題の現状と背景
- 空き家数:29,660戸(2023年国勢調査)
- 空き家率:8.6%(都内平均よりやや低い水準)
区独自の実態調査で老朽化・管理不全によるトラブル増加が判明し、「杉並区空家等対策計画」を策定。所有者への支援・指導を強化し、安全な地域づくりを推進しています。
2. 【制度1】老朽危険空家除却費用の助成
2-1. 対象となる特定空家等
- 危険性が高く周辺環境に著しい影響を及ぼす空家
- 住宅部分の延床面積 ≥ 1/2、年間使用実績なし
- 共同住宅・長屋は全住戸が空室
- 個人所有(法人は対象外)
2-2. 助成内容・上限額
除却工事費の80%または150万円のいずれか低い額を補助。建設業法・再資源化法登録業者による全面解体が要件。
2-3. 申請方法・注意点
- 工事着手前に交付申請し、交付決定を受けること
- 住民税滞納・暴力団関係者は対象外
- 必要書類:所有者証明、解体見積書など
詳しくは▶︎ 老朽危険空家除却費用の助成制度
3. 【制度2】空家等総合無料相談
3-1. 相談内容
相続・税金・維持管理からリフォーム、売却まで、弁護士・司法書士・宅建士など専門家がワンストップで対応。
3-2. 対象者・予約方法
- 区内外を問わず、空家所有者または将来空家化の恐れがある建築物所有者
- 毎月第3木曜日 9:20~12:00(祝日除く)、45分/対面 or オンライン
- 事前予約制(電話・フォーム)
詳しくは▶︎ 空家等総合無料相談
4. 【制度3】譲渡所得3,000万円特別控除サポート
4-1. 制度概要
相続で取得した空家を譲渡する際、譲渡所得から最大3,000万円を控除できる国の特例。
4-2. 申請書発行・手続き
区発行の「被相続人居住用家屋等確認申請書」を取得し、確定申告で特例適用を申請。
詳しくは▶︎ 被相続人居住用家屋等確認申請書
5. アキカツカウンターのワンストップ支援
- 完全無料・ノンセールス:電話・フォーム申込OK、追加費用ゼロ
- 専属アドバイザー制:相続・片付け・売却など1000件以上の実績
- 全国・遠方物件対応:ネットワークを活用し遠隔地もサポート
- 手続き一括代行:業者選定・見積依頼・交渉・各種手続きをまとめて実施
- 自治体協定:補助金・支援制度情報を漏れなく提供
6. 杉並区の担当部署・お問い合わせ先
都市整備部 住宅課 空家対策係〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1-15-1
電話:03-3312-2111(代表)
受付:平日8:30〜17:15
7. まとめ:まずは“相談”から始めよう
- ポイント1:危険空家は最大150万円補助
- ポイント2:専門家の無料相談で疑問を即解決
- ポイント3:譲渡所得控除で税負担を軽減
空き家対策は早めのアクションがカギ。無料の「アキカツカウンター」で、まずはお気軽にご相談ください。