荒川区の空き家支援制度完全ガイド|補助金・助成金&相談窓口まとめ

目次

1. 荒川区における空き家の現状

荒川区内の空き家件数は約14,070戸、空き家率12.9%と都内でも高水準です。適切に管理されない空き家は、防災・防犯のリスク増大や景観悪化を招くだけでなく、地域コミュニティの衰退にもつながりかねません。そこで区は「発生抑制」「適正管理」「利活用促進」を三本柱に、所有者をサポートする各種制度を設けています。

2. 主な支援制度・補助金・助成金一覧

2-1. 空き家利活用事業補助金

  • 対象事業:子育て支援、高齢者支援、文化振興、まちづくり拠点など地域貢献型の改修
  • 対象者:区内で10年以上継続意向のある個人・法人
  • 補助額:改修工事費(消費税等除く)の2/3(上限200万円)
  • 申請方法:住まい街づくり課住宅係への事前相談が必須

2-2. 空き家利活用創業賃料補助金

  • 対象者:「利活用事業補助金」の交付決定を受け、法人登記または開業5年未満の中小企業者
  • 補助額
    • 1~12ヶ月目:月額5万円
    • 13~24ヶ月目:月額3万円
  • 補助期間:賃貸借契約開始日から最大24ヶ月
  • 申請方法:産業振興課経営支援係への事前相談が必要

2-3. 古い空家の解体費助成(不燃化特区)

  • 対象区域:荒川・南千住地区、町屋・尾久地区などの不燃化特区
  • 対象建築物:昭和56年5月31日以前築、1年以上未使用の危険空き家
  • 助成額:解体費用の1/2(上限50万円)※不良住宅判定時は1㎡あたり26,000円上限
  • 申請方法:防災街づくり課防災街づくり係へ工事着手前に申請

2-4. 不燃化特区整備促進事業

  • 支援内容:不燃化特区内の解体費用、耐火建築物への建替え費用などを助成
  • 助成額:建物構造や世帯状況で異なり、解体費は最大1,400万円の手厚い支援
  • 申請方法:防災街づくり課への事前相談必須

3. 補助・助成金の申請手順

  1. 事前相談:各制度の担当部署へ電話または窓口で要件確認
  2. 必要書類の準備:所有者の住民票、建築確認済証の写し、見積書など
  3. 申請書類の提出:窓口または郵送で申請
  4. 現地調査・審査:区職員による現地確認後、交付決定
  5. 工事実施&完了報告:工事後に領収書・写真を添付し報告
  6. 助成金の交付:報告内容を審査のうえ、助成金が支払われます

4. 空き家に関する相談・問合せ先

  • 防災都市づくり部 住まい街づくり課
    北庁舎2階
    TEL:03-3802-3111(内線2821、2827)
  • 住宅係(利活用補助)
    TEL:03-3802-3111(内線2826)
  • 産業振興課 経営支援係(創業賃料補助)
    TEL:03-3802-3111

※各担当部署で必要書類や申請期限が異なるため、まずは電話・フォームでの事前相談をおすすめします。

5. まとめ&次の一歩

補助金・助成金には対象要件や申請時期が決まっているため、早めの情報収集と事前相談が鍵です。

手続きの不安や複雑さを感じたら、アキカツカウンターの無料ノンセールス相談へ。専属アドバイザーが申請サポートから事業者選定まで一気通貫で伴走します。

まずはお気軽にフォームまたはお電話でご相談ください。無料かつ押し売りなしで、あなたの空き家利活用を強力にバックアップします。

電話:0120-830-634 *受付時間 10:0017:00(土日祝を除く)

アキカツカウンターでお気軽にご相談ください
実家や空き家の相談が無料でできる専門カウンターです。
不動産会社でも建設会社でもない、中立な立場の空き家の「相談に特化」した専門アドバイザーが
あなたのお悩み解決までの道筋をつけ、最後まで伴走します
0120-830-634(受付時間 10:00~17:00 ※土日祝のぞく)
よかったらシェアしてね!
目次