不動産屋だった僕が、空き家活用株式会社を起業した理由。そしてこのメディアへの思い

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僕たちのビジネスモデル

僕たちの問題意識は、空き家を流通、利活用したい会社や個人と、空き家所有者のコミュニケーションがうまくいっていないことが原因であると考えています。

利活用したい会社、個人は、空き家所有者がどこにいてるかわからない。探すのがめんどくさい。探しかたがわからない。などなど

空き家所有者は、誰に相談したらいいかわからない。不動産屋さんに騙されそう。もっと活用方法があると思うんだけど、わからない。などなど

なので、両者をつなぐために、まずは、空き家がどこにあり、誰が持っているか?というのを明確化しよう!と考えました。

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流通していない空き家、空き地、空き部屋、空室の目立つアパートなどを、探してDB化していこう!

じゃあ。どうやって、空き家調査をするか?

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こんな感じで、探しています。超アナログ。笑

空き家を見つけ、調査員さんが、スマホから必要項目を入力していきます。

調査員さんは、シニア世代の方が多く、この一歩一歩が空き家問題解決の一助になっているんだ!という強い思いを持ちながら、みなさん一生懸命やってくれています!本当にありがたいです。

現在、総空き家調査件数は11万件(2021年現在16万件)を突破

市区町村レベルでいうと約150エリアまでに増えました。

民間レベルでもそうですが、行政レベルでもこれだけの空き家等の情報をデータベース化しているのは、おそらく弊社だけだと思います。

その集めたデータを弊社サービス、空き家活用データシステム「AKIDAS(現在はサービス提供終了)」として不動産業、建設業等いろんな業界のクライアントへ情報提供し、空き家所有者さんへ自社サービスをアプローチしてもらい、流通、利活用を促進していこうと考えています。

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たくさんの方に、よくそんな手間のかかることができるね!とか、ここまで人力でやったのはすごい!こんなサービスよく思いついたね!とか言っていただけますし、


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こんな感じで、SDGsビジネスアワードとかに出て表彰して頂いたりで、

空き家問題については、本当に関心が高いですし、ある種、僕たちのような取り組みをしているところがあまりないので、注目して頂いたりもしています。素直に嬉しいですし、もっとたくさんの方と一緒に、空き家問題に取り組みたい!と思います。

事業において大変なこと

その反面、空き家調査中に不審者と間違えられることがあったり、AKIDAS(現在はサービス提供終了)を利用していただくことで、空き家所有者さんにいきなりアプローチ(空き家にしているんだったら、売ってください!とか貸してください!というお手紙が届いたり、訪問に来たり)が来るので、迷惑がられ怒られたりすることもあります。

クライアント様へのサービス面でも、もっともっとできることがあるはずです。

本当に凹みます。。

本当にやればやるほど、色んな嬉しいこと、辛いことが、ジェットコースターのように現れてきます。

本当に大変だけど、でも

でも、それでも、空き家問題をこのままみらいに置き去りにしたくはないんです!

もっとたくさんの人と、ワクワクする空間に変えていきたいんです!

やっぱり、志を持って、突き進めば、大小様々な壁が現れ、その度に、逃げることなく、泥臭く壁を乗り越えていく。この数が多ければ、多いほど、強くなるし、この経験が、必ずみらいに役に立つと信じています。

社会問題をビジネスで解決してくことって、並大抵のことではないと思うのですが、絶対面白い世界が待っているんですよ!

空き家は、宝の山なんです!

空き家から地域や社会が変わっていく世界があるんです!

これは、本当に大きな市場になるし、すごいんです!

現社会やみらいに役に立ち、喜ばれる仕事って最高じゃないですか!

やりがいもすごい!

少々、熱くなりましたが、そんなおもしろくて、ワクワクすることを事業としてやっています!

* * *

<次ページ:空き家を持つ人、活用する人双方の課題>

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