空き家を買いたい 所有者の分からない不動産はこうして見つける

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お得に購入できる空き家を探している場合

空き家バンクなどマッチングサイトを利用する

特に空き家のほしい地域などはなく、とにかくお得に住める家を探している場合は、自治体で主催している『空き家バンク』や民間の空き家マッチングサイトなどを利用するとよいでしょう。

代表的なものに『家いちば』『空き家ゲートウェイ』などがあります。

どちらも、空き家と購入希望者のマッチングを目的としたサイトで、交渉は自らおこないます。

手数料などは、サイトによって様々ですが、自治体が主導の一部空き家バンクや民間の「空き家ゲートウェイ」は手数料がありません。

ただし、空き家を購入するための条件などはありますので、それぞれのサイトのルールに従い購入しましょう。

押さえておきたいマッチングサイトのメリットデメリット

【メリット】

なんといっても価格が低いこと、そして価格が明確な空き家を見つけやすいことです。

【デメリット】

個人間交渉のためお互い不動産取引に不慣れなため書類の不備や、瑕疵についての話し合いなどが十分に行われずにトラブルになることです。

価格は低いですけれども、それ以上に手間がかかり精神的に疲労困憊してしまう場合も。

「のんびりと交渉していこう」くらいの気持ちでいるのが、マッチングサイトを利用する上で大切なことかもしれません。

空き家活用会社のマッチングならチューターがいるので安心

空き家活用株式会社でも、空き家の売り主と購入希望者とのマッチングを行っています。

弊社の場合、最大の特徴はお客様専任のチューターがいることです。

空き家購入に際して、お手伝いをいたします。

必要な業者の選定やご提案、弊社の持つ空き家情報からご提案をさせて頂くことも。

不動産業者のように、手続きを代行するわけではありませんが、弊社のもつ空き家の専門知識でサポートいたします。

0円空き家を探している場合

0円空き家とは無償譲渡物件

≪不動産業者ではみつけられない、親戚や友人などにあたる≫

0円空き家は、その名の通り値段のつかない空き家です。

0円空き家の理由はさまざまですが、都市計画法による市街化調整区域に家があるため10㎡以上の増築も改築もましてや家を建て直すこともできずどうしようもないなど、家として問題がある場合も。

そのため、不動産業者などは取り扱いません。ですので、こうした無償譲渡物件を探す場合は、親戚や友人などの口コミに頼るのが良いでしょう。

法事の際に、普段は合わない親戚が集まった際などはチャンスです。

手続きは基本個人間のやりとりとなりますが、手数料を支払い間に不動産業者を挟むことでトラブル無いように手続きを進めることも必要となってきます。

親戚や友人間の交渉の場合はとくに、取り引き上のトラブルは起こさないようにしたいものです。

≪ニュースなどをチェックする≫

またテレビのニュース番組やドキュメンタリー番組などで、過疎化の進んでいる町の取材映像などが流れる場合もあります。

そうした町には、引き取り手の無い空き家などが存在します。場所を調べ、自治体などに問い合わせてみると良いでしょう。

≪交渉の際には時期も大切≫

0円空き家を手に入れるためには、交渉の時期も大切です。

固定資産税は、毎年1月1日時点の所有者が支払うこととなります。

そのため、売り主としては12月31日までに売却手続きが全て完了すれば、翌年の固定資産税を支払うことから免れます。

そうした状況も加味して、空き家の取り引き交渉に臨むことをおすすめ致します。

無償譲渡でも贈与税や登記費用はかかる

0円空き家の場合、気をつけなければならないのは贈与税や登記費用がかかるということです。

また0円空き家は、その名の通り値段のつかない空き家です。住めない状態のものが多いのが、現状といえます。

そのためいくら0円だといっても、まったく費用をかけずに家を手に入れることは不可能です。

0円空き家だからこそ、資金計画をしっかりとたてて取り引きに望みましょう。

<次ページ:空き家を買う前に整理しておきたいこと>

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この記事を書いた人

雑誌編集を経て、現在はフリーの編集ライターに。空き家や外壁塗装など家周りのライティングが得意。「家の間取」を眺めていれば、ごはん三杯までいけます。

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