あなたに合わせた地域や空き家の選び方
<テレワークしたいなら>
空き家の選び方として、インスペクションなどを入れた家自体の耐久性などをみるのはもちろんのことですが、テレワークなどをするのであれば、間取や家の内装も重要です。
広い家ではあるものの、部屋と部屋の間仕切りがフスマだけで声が筒抜け…などでは、会議中も気が気ではありません。
図面だけではなく、実際の家を見ることで仕事部屋など自分の用途に合った部屋があるかどうか確認を。
<老後を見据えるなら>
老後も考えた上の地方移住であれば、探す空き家は平屋など段差の少ない家が望ましいでしょう。
平屋でも土間などがあり、お風呂場に行こうにも一度タタキに降りてからでないと行けない家などもありますので、現地での生活動線の確認はかかせません。
また雪下ろしなどのある地方は、雪初心者には老後は暮らしにくいためおすすめできません。南の地方でも、台風被害などが多い地域は避けると良いでしょう。
家の周りも、できるだけ平坦な道であることも重要です。
また地方によっては、老後の医療福祉などに力を入れている地域もあります。老後の暮らしを考えるのであれば、そうした自治体による福祉の充実度も事前に調べておきましょう。
<自給自足をしたいなら>
田舎暮らしの醍醐味として、自分の食べるものを自宅の畑でまかなう…といった自給自足生活があります。
その場合は、畑付きの住居を選びましょう。
「広い庭があるから、そこを畑にすればいいんじゃないか?」と思って、自分で開墾しようとすると、地中に木の根っこが埋まって居たり、大きな岩があったりで結局畑を作るだけで最初の1年を費やしてしまう…などということもあります。
農業初心者の場合は、是非とも畑付きの住居を選びましょう。
<近所づきあいが苦手なら>
地方移住を考える際に、上記でも少し書きましたが近所づきあいは切っても切り離せません。
どんなにお隣と離れているとしても、田舎の人にとっては車で15分は「すぐそこ」のイメージである場合も。
私の小さな体験ではありますが、田舎の祖母宅で留守番していた際に、家族が出かけたので家の裏口にも鍵をかけていたのですが、突然ガチャガチャとドアノブを回す音がして驚いたことがありました。
都心では、インターホンも鳴らさずに人が家へ入ってくることはありませんが、田舎ではインターホンを鳴らさずドアを開け、家の中に入ってから声をかけてくる場合も。
昔ながらの近所づきあいではありますが、最初は驚くことでしょう。
また、おすそ分け文化もあるので、おすそ分けとお礼の繰り返しを楽しめる性格であれば、食べるものに困らず充実した生活が送れますが、慣れない場合はお礼に悩んで心が疲弊してしまう人もいます。
地方によってご近所付き合いの濃さは異なります。事前にその地方性を考慮しましょう。
<子育てをのびのびしたいなら>
それ以外には地方移住を考える人で、子育て世代の夫婦の場合、自然の中でのびのびと子どもを育てたいと思い移住を決める人もいるでしょう。
その場合幼稚園、保育園、学校などの距離も大切です。
地方によっては、冬になると地面が凍ってしまうため自転車の通学ができず、車での送り迎えが高校まで必須のところもあります。
子育てを考えるのであれば、学校への通学方法などの確認も必要です。
※そのほか空き家を選ぶ際に気を付けたいこと
空き家を選ぶ際の基本的なこととして、ぱっと見分かりやすい外観や内装の見た目だけではく、電気水道などの設備の確認、シロアリ、害虫などの被害の確認などもしっかりと行いましょう。
また、なぜその家が「空き家」なのか、理由を確認することも重要です。
隣近所とのトラブルで空き家になっている場合や、親族間の相続がややこしいことになり所有者が複数人いて交渉が困難な空き家の場合もあります。
改めて確認、空き家の探し方
家を探すなら不動産でしょ?と思いがちですが、全ての空き家が不動産に登録されているわけではありません。相続・管理の関係で不動産と話していない、そもそも売買や賃貸に出すかどうかも決めていない物件も多数あるのです。
見渡すと人が住んでいない物件は良く見るのに、不動産に行っても物件が無い・・・!地方になるほど、そういった場合が多数あります。
そういった場合はどうしたらいいのでしょうか?
①空き家バンクで探してみる
地方移住用の空き家を探す際に、空き家バンクで探し見つける方法があります。
空き家バンクは、日本全国の空き家を検索できる民間の空き家バンクと、それぞれの自治体で行っている空き家バンクの二種類です。
ただ、空き家バンクはあるものの稼働していない自治体もあるため、まずは自治体のHPなどで確認を。
また、空き家バンクの場合取引は当事者同士となり、不動産業者などの中間業者や不動産の専門家が入りません。
そのため、交渉の際にトラブルが起こりやすいので、利用する場合は慎重に取引や手続きをするようにしましょう。
②自治体に問い合わせる
自治体よって、「移住相談窓口」を設けていることがあります。
その場合は、移住相談窓口で是非相談を。空き家の紹介や、ボランティアによる空き家の整備などを協力してもらえる地域も。
また、自治体によっては空き家の補修費用などの補助がでることもありますので、確認しましょう。
③空き家活用株式会社のyoutubeで探してみる
空き家活用株式会社Youtubeチャンネル「ええやん!空き家やんちゃんねる」にて活用できる空き家をご紹介しております。
空き家をお探しの方は、Youtubeをご覧ください。
ええやん!空き家やんチャンネルはこちら⇒https://www.youtube.com/channel/UCqA1A3alUlMhg8FkcnLZLgw
(了)
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