「実家」が「空き家」になる前に知っておきたい、実家を買取してもらう選択!

目次

「空き家」を買取してもらう方法も視野に入れよう!

「空き家」の買取とは?

不動産売買において、「買取」と「売却」は大きく異なります。

「売却」が個人向けなのに対して、「買取」は不動産を扱う業者に対して行うものです。

「売却」は、不動産会社などの仲介会社に媒介してもらい個人に売るのが基本。「買取」は、土地開発や建設、ビジネスをしたい業者や企業に売ります。

こんな「空き家」は買取に向いている!

築年数が古い家、立地の悪い家、過疎地の田舎にある家など、なかなか買い手がつきにくい家は、「買取」も視野に入れておいた方がベターです。

個人ではなく、資金のある企業であれば「空き家」を、アパートやコインランドリー、カフェなどに再生してくれる可能性があります。
持て余している、「空き家」を社会に有効な資産へと還元することができるのです。

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「空き家」を買取してもらうメリット・デメリット

【メリット】

「買取」してもらうことの大きなメリットは、個人では売却しにくい又活用のしようがない「空き家」でも、使い道を見つけ買い取ってもらえることです。

「売却」よりも、スピーディーに現金化し易いというメリットもあります。
何よりも、「空き家」を所有している間、ずっと続く固定資産税の支払いや管理義務など、金銭的・心理的負担から解放されます。

自分だけでなく、社会にとってもメリットがあります。
「空き家」を上手く活用してもらうことで、地域が活気づき、新たなコミュニケーションや経済活動を生むきっかけになります。
「空き家」という眠れる資産を社会へ循環させていくことができるのです。

【デメリット】

「買取」をしてもらうことで、思い出の詰まった実家を手放すことになります。

実家がなくなってしまうことは、やはり少し寂しい気持ちになります。また、「空き家」であっても資産なので、資産を手放すことにもなります。

「売却」よりも「買取」の方が、相場が低くなることもデメリットの一つです。

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実家買取を依頼するのはどんな時?

「実家」を相続した後

実家を相続した後に「空き家」になってしまった実家が負担になり、買取を依頼するケース。

実家を相続したのは良いが、使い道もなく、固定資産税や管理・維持費、労力もかかるため、実家を所有するのに困り、相続後に買取へ舵を切る場合です。

相続後、「空き家」を所有する現実に直面し、大変さと向き合い、決断をする人が多いです。

「実家」を相続する前

高齢の両親が老人ホームなどの介護施設へ入所する、自分の家に呼び寄せて同居をするなど、両親が実家へ住めなくなったタイミングで「買取」を検討するケースです。

お店や病院などが近くになく立地の悪い2階建ての大きな家は、足腰の弱っているお年寄りにとっては住みにくい「家」である。
そのため、実家を売って、1LDKの利便性の良いマンションやアパートへ住み替えするなどの場合も考えられます。

「実家」買取検討のタイミングは相続前がおすすめ!?

相続してから、実家の対処法をバタバタと考えるよりも、両親が健在で話し合える時に、対策を講じておくことが大切です。
相続後に対処に困り、慌てて買取を選択し手続きを始めるより、固定資産税などの出費も抑えられます。

また、買収は早い方が高い値で売れることが多いので、その点も利点です。

両親と話し合うことで、買取に向けて実家の掃除や不用品の処分など計画的にできるというメリットもあります。
特に仏壇がある家など、魂抜き魂入れ等の適切な処置をして、小さなサイズの仏壇を用意したり、仏壇仕舞いを検討するなど前々から準備しておきましょう。

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大まかな実家買取に向けた手順を知っておこう!

大まかな買取手順は以下の6つの行程が基本です。


  1. 事前準備
  2. 買取査定の依頼
  3. 買取価格を提示してもらう
  4. 打合せ・交渉
  5. 契約
  6. 決済・引き渡し

特に、事前準備は重要です。

必要書類の把握から、相場価格の調査まで、買取業者と対等な交渉のステージにつく上で、自分の所有する物件について良く知っておくことが、納得のいく契約をする秘訣です。

また、一つの業者に絞るのではなく、可能であれば複数の業者に買取査定をお願いし、検討するのが良いです。
買取価格だけではなく、条件の悪い物件であっても親身になってくれるかなど、接客の対応や人柄、その業者の企業理念なども考慮し、買取してもらう業者を選択しましょう。

大切な「実家」という資産を、後世への社会貢献として運用し有意義に活用してくれる業者へとつないでいくことが大切です。

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実家買取も未来へ繋がる健全な選択肢の一つ!

使う予定のない「実家」を相続し、とりあえずそのままの状態で「空き家」として所有し続ける人が多くいます。

いつか使うかもしれないと思う気持ちも、せっかくの資産だから手放すことに抵抗がある気持ちもわかります。
ですが、そういった状況が日本の「空き家」問題をより根深くしていることも事実です。

使わない、自分では活用できな資産は負の資産となってしまいます。
有効活用してもらえる人へ届け、未来へ繋げていく決断が自分にとっても社会にとっても良いことになることを認識しておきましょう!

まずは、相談から始めてみませんか?

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明るい日本の未来に向けて一緒に知恵を出し合い、歩んで行きましょう。

(了)

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この記事を書いた人

旅行会社勤務を経て、フリーランスのライターへ転身。古民家シェアハウスに住み、Airbnbを利用して海外を旅した経験から、日本の空き家問題に興味を持ち、明るい未来に繋がる記事を書いています。

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