空き家の補助制度にはどんなものがあるのか
自治体によってさまざまな取り組みが
空き家には、自治体によって補助制度があります。
この補助制度をうまく利用することで、外壁の塗り替えや屋根の塗装などを行うことも可能です。
東京都の大田区では、空き家の改修費補助金制度があります。
地方でも鹿児島県の日置市や、山梨県の富士川町なども改修費の補助金があるので、相続する空き家のある地域の自治体に改修費用の補助金が無いか尋ねてみましょう。
また、エコ住宅にすることでリフォーム費用が出る場合などもありますので、空き家の改修だけではなく、視野を広げて空き家でも利用できる制度がないかよく確認を。
自治体の詳しい取り組み内容については、以下のブログで紹介していますので、ご覧ください。
東京・地方の空き家活用施策事例紹介 自治体の制度を利用した賢い空き家対策とは
空き家の資産価値をあげるために
空き家の資産価値をあげるために必要なのは、リノベーションです。
できれば費用をかけずに、現状のまま売却をしたい……と多くの人が考えますが、空き家の補修をし、特色をつけることで空き家に付加価値が生まれます。
もちろん補修をするだけでも資産価値はあがりますが、リノベーションをして使いやすい間取にすることで、相続したままの状態では価格がつかなかった家屋に価値がうまれます。
現在であれば、テレワークをしやすい間取に変更したり、ネット回線を各部屋に引いたりするだけでも、かなり魅力的な物件になります。
どのような人に売却をしたいかなど、ターゲットを決めてポイントを絞ったリノベーションをすると良いでしょう。
空き家の活用方法の変化
コロナ禍の中 地方移住の波
新型コロナウイルスが流行する前までは、空き家の活用方法として挙げられるものに、宿泊施設やカフェ、地域の集会所の利用などがありました。
でも、今の世の中では人との接触を生む宿泊施設やカフェは、空き家の活用方法として適しているとはいえません。
とはいえ、コロナ禍だからといって空き家の活用方法がないわけではありません。
いま空き家は、都心部から地方へ移住を考える人々から熱い視線を集めています。
総務省によると、2020年9月の時点で東京都からの転出者は3万644人となり、前年の同じ月と比べると、12.5%も増加していたことが発表されました。
テレワークが普及したことで、多くの人が仕事を維持したまま移住が可能となり、地方に家を求めているのです。
そんな移住者に向けて、空き家を売り出すためにもリノベーションが必要といえます。
空き家の売却を考えるなら今するべきこと
相続した空き家の売却を視野に入れるのであれば、相続後すぐに空き家の管理をはじめましょう。
1年の放置で、家は簡単にボロボロになり資産価値が下がります。
私も義実家が空き家になってから、忙しさにかまけて1年ほど放置をしていたのですが、久しぶりに様子を見に行ったところ、2階トイレの天井がはがれて垂れさがっていて…人が住んでいない家というのは、こうも簡単に壊れてしまうのかと衝撃でした。
また、空き家管理の前に家の中にある家財道具などの整理も必要です。
家の中を整理しておくことで、管理もしやすくなりますし、売却も容易になります。
さらに移住希望者に売却をするのであれば、リノベーションも必要です。
また、昨今では大型台風が直撃することも多くあるので、雨漏り対策などもするとよいでしょう。
空き家を管理・売却するなら
空き家を売却するなら
≪不動産会社に依頼して売却する≫
これまで、販売価格が400万円以下の空き家というのは売買の仲介を不動産会社が引き受けてくれない物件でした。
というのも、100万円で売る空き家のために看板を立て、役所で手続きをし、現地案内をしても手数料は取引価格の5%にしかならず、わずか5万円の仲介手数料では人件費だけを考えても不動産会社が赤字になってしまうからです。
そのような理由から、これまで空き家の売却は難しいといわれ避けられてきました。
売却できない空き家がふえたことで、国土交通省は2018年に「空家等の売買又は交換の媒介における特例」を制定し、400万円以下の空き家に関する売買や交換に際し、最大18万円仲介手数料を不動産会社が受け取れることと定めました。
こうした特例により、現在では空き家の売買を取り扱う不動産会社が増え、空き家の売却率も多少上向きとなっています。しかし、それでも400万円以下の場合は引き受けてくれない不動産会社もあります。その場合は別の方法を考えましょう。
≪400万円以下の空き家の売却なら≫
不動産会社が売買の仲介を引き受けてくれない空き家の場合、空き家バンク、家いちば、空き家ゲートウェイなどのシステムを使って売買することも可能です。
空き家バンクは、各地自体で行っているため登録などは無料ですが、取引時に専門家に書類作成を依頼する場合などは手数料が発生します。
家いちばの場合も、掲載は無料で契約時の手数料は通常の不動産手数料に二分の一となっています。家いちばの最大の特徴は、情報を自分で掲載し反応を見て取りやめることもできることです。
空き家ゲートウェイは、この二つのシステムと少々毛色が違います。ここで扱う空き家の価格は、100円と100万円の物件のみ。そして、物件の掲載料や成約時の手数料などはいっさいかかりません。
その代わり仲介業もしないので、本当に個人間のみのやり取りとなります。
交渉事などが得意な方には、向いている売買方法でしょう。
≪空き家の管理、売却ともに相談できるのは「空き家活用株式会社」≫
空き家活用株式会社では、空き家のマッチングサービスをまもなく開始いたします。
弊社のマッチングサービスの大きな特徴としては、「チューター」がお客様の担当をするということです。
空き家バンクなどでは、サイトに物件登録後のやり取りは個人間で行わなければなりません。空き家活用株式会社では、そのやり取りもチューターが担当させて頂きます。
また、空き家は家具などが家に残ったままの場合もありますがそういった片付けや修繕などもご相談に乗ることが可能です。
お客様のご希望にそって、それぞれの問題点に対処できる業者の選定などを承りサポートする。それが他の空き家売買サイトにはない空き家活用株式会社の強みです。
売却についてもご相談にのれますので、空き家の管理や売買でお困りの際は是非一度お声がけ下さい。
空き家のプロだからこそ、時代に寄り添った視点でお客様の空き家活用をお手伝い致します。
(了)
|
|
<「空き家」に興味が湧いた皆さまへ>
|
|
「空き家」は皆様が思うよりも、価値がある、良いものがたくさん
- 空き家って、こんなに新しいんだ?
- こんな歴史のある家、最高。しかも、ちょっとのリノベで使えた!
- こんな素晴らしい環境にある!
- (逆にここに新築物件は出来ないよな・・・)
そう、「空き家」は【埋蔵不動産】です。お持ちの「未活用不動産」でお悩みの方も、不動産を探されている方も。価値があふれる【埋蔵不動産】として、処理や活用をともに考えてみませんか? まずはご状況、ご要望を整理させていただきます。お問い合わせください。
お問い合わせフォーム:https://aki-katsu.co.jp/contact/
※私どもは不動産会社でも建築業でもございません。
「未活用物件」「空き家」の情報を自治体さまとの連携などもしながら収集し、関わる方のお悩みに相談する窓口としての専門会社です。
https://aki-katsu.co.jp/
よくある問い合わせ・お悩み、ご希望
<不動産を所有の皆さま>
- 「未活用状態」の不動産をもっていて、困りごとが・・・
- うちの実家を、どうやって活用しようか悩んでいる
- もっと良い活用の仕方や、使ってくれる方はいないかな・・・
<不動産を探している皆さま>
- 古民家風な「空き家」が欲しい!
- 郊外や自然豊かな場所に、移住したい、二拠点生活をしたい
- DIYをしてよい物件がほしい
- 不動産会社ではなかなか見つからない希望がある・・・
- 事業用の物件を探しているが、出回っている物件はすぐに決まってしまってじっくり検討できない・・・
お問い合わせフォーム:https://aki-katsu.co.jp/contact/
※私どもは不動産会社でも建築業でもございません。「未活用物件」「空き家」の情報を自治体さまとの連携などもしながら収集し、関わる方のお悩みに相談する窓口としての専門会社です。