「別荘」売却が難しいって本当？？
となれば、売却しよう！となった場合。
ちまたでは、「別荘」は売るのが難しいと囁かれています。
「別荘」が売れにくいと言われる理由
バブル期は、「ステータス 」の一つであった「別荘」は、今はランニングコストのかかる「負の資産」と認識され、「別荘」としての、需要が大幅に減少しました。
「別荘」ではなく、住居としての購入を販促するにしても、生活できる住居として嫌厭されがちです。
「別荘」という特性を持つため、ログハウスなど個性的なデザインや造り、自然環境や景観を重視した場所に建っている立地条件など、日常生活に不利な物件も多々あるためです。
また、日常使われていないため、老朽化が進んでしまっている「別荘」も多く、修繕や改修工事が必須となり、さらに買い手がつかなくなってしまったのです。
変わりつつある「別荘」需要！！
「別荘」の在り方が変わってきている
確かに「別荘」としての需要は減少傾向にあります。
ミニマリストの考え方や所有からシェアへと価値観が変化している現代において、ステータス として「別荘」を所有し、年に1、2回利用するという人は少なくなってきています。
しかしながら、コロナ渦によるリモートワークの広がり、自然と触れ合うことへの価値の高まりなどから自然環境の良い「別荘地」を拠点とする人も増え、以前より「別荘」購入への需要が増えてきています。
働き方・生活様式の変化により「別荘」に新たな需要
働き方、ライフスタイルは多様化しています。リモートで働く人、マルチワーク、従来型の場所や時間に縛られる働き方だけではない方法がたくさんあります。
デュアルライフ（２拠点生活）のように、沖縄と東京を拠点にする人もいる。
DIYなどで、自分でリフォームし「家」を造る人もいる。
働き方だけでなく、ライフスタイルも多様化しているのです。それに伴い、「別荘」が従来の使われ方をするのではなく、ワーケーションの施設などに生まれ変わるなど、今の多様化する社会にマッチしてきてしました。
リモートワークであれば、都内の狭小住宅より、環境の良い、広くて静かな方が仕事が進むものです。
また、DIY好きの人にとっては、ログハウスなどの造りはかえって喜ばれることも。
売れにくいと思われてきた「別荘」も社会の変容と共に、今、新たな価値が生まれ、需要が高まってきているのです！
「別荘」売却のコツと主な売却方法
◎管理（メンテナンス）は重要
「別荘」に限ったことではありませんが、「物件」売却において、定期的にメンテナンスをし管理が行き届いているかは重要です。
こまめに手入れをされている、大事にされている「家」は、やはり気持ちがいいもので、内見などで与える心象も良く、成約に結びつく可能性が高いです。
老朽化のスピードを遅らせるためにも、メンテナンスはできる限り行いましょう。自分でやるのが負担になる人は、管理サービスにお願いするなど「放置」しない、対策を講じておくのが大事です。
◎ 自分の「別荘」の強みをアピールする
あなたの所有する「別荘」の強みは何ですか？
「別荘地」には、その土地ならではの魅力が何かしらあるものです。温泉が使える、海が目の前、家庭菜園付き、過ごしやすい気候など、自分の「別荘」の強みを知って、しっかりアピールすることも大切。
ライフスタイルに拘りを持つ人にとって、「暮らし」の上で譲れないポイントが、「別荘地」の特性とマッチしている場合は成約率も高まります。
主な売却方法
「別荘」などの「不動産」を売却する際には、不動産会社を通すのが一般的な方法です。その場合、仲介売却と業者売却（買収）の2つの方法があります。
仲介売却
仲介売却とは、不動産会社と「媒介契約」を結び、売りたい物件を売ってもらうよう依頼し、仲介に入ってもらい「物件（別荘）」を売却する方法です。
不動産会社は、「別荘」の査定や販促活動（ネット広告や宣伝活動）を行い、「物件」を買いたい個人の人を見つけ、売買契約を結んでくれます。
売買契約成立後は、成功報酬として仲介手数料が発生します。「別荘」の売却相手は、一般的には個人向けとなります。
業者売却（買収）
業者売却（買収）と仲介売却の違いは、売却相手が不動産会社となることです。そのため、販促活動などの期間が短縮され、よりスピーディーに現金化することができます。また、仲介手数料も発生しません。
スピーディであること、仲介手数料がかからないというメリットがありますが、売値が仲介売却と比べると低くなる場合があります。
自分の所有する「別荘」の特性や需要を見極め、有効な方法を選択し活用しましょう。
参考：https://www.odakyu-chukai.com/sell/column/article12_column.php
「別荘」売却に向けて、一歩足を進めよう！
持っている資産を有効活用するためには、「売却」も一つの方法。
使わなくなった「別荘」を、使いたい人へ繋げ、プラスの資産へと変えていきましょう。
地域、未来への貢献にもつながります。
何から始めたらいいのか検討がつかず、「専門家」に相談したいと思ったら「空き家活用株式会社」に是非、お気軽にご相談ください。
「空き家」のエキスパートであるアドバイザーが、あなたの健全な「別荘」活用、運用のために、親切丁寧にアドバイスします。
（了）
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