連載#5(最終回):市場へのハードルを下げるお出迎え策の数々。再生のカギとなる「発信」の仕方とは

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あえてアナログな“チラシ”で発信するのもアリ

坂本 発信というのは具体的にはどうすればいいんですか? 

和田 例えば今度わたし達は宮崎県の延岡市でオリンピアンを呼んで空き家活用のイベントをやろうと思っています。そうした有名人をシンボルにすると、マスコミも取材にしてくれて大変効果的です。

坂本 タレントを使わずに、ローカルでやることもできるんですか?

和田 もちろんできますよ。あまりにも地方だと難しいのですが、神戸市という関西有数の都市にあるこの市場は、歴史も含めてポテンシャルが高いですからね。地道にやり続ければ神戸市の広報にも出るでしょうし、新聞やテレビも来てくれると思いますよ。

冬にはイルミネーションも!(写真提供:いちばたけ)

坂本 SNS を活用することについてはどうでしょう?

和田 市場は商圏が狭いので、SNSを利用した口コミは有効だと思います。むしろアナログ的にチラシをまくのも面白いかもしれませんね。そこにQRコードを印刷して、動画サイトに誘導するとか。

坂本 空き家活用さんもお手伝いをしてくれますか?

和田 もちろんです。僕らは空き家活用の方法をどう発信していこうかと常に考えているので。でもただ広告宣伝費をもらうやり方は好きじゃありません。一緒に考えていく、二人三脚でやって行ければと思います。

坂本 よろしくお願いします! 

和田  こちらこそよろしくお願いします。とりあえずシェアオフィスを作ったら我が社も入りますんで……って、勝手に言ったらまたうちのスタッフに怒られちゃうなあ(笑)

(了)

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この記事を書いた人

日刊ゲンダイやおとなの週末などで執筆するフリーライター・開運研究家のいからしひろき。
テレビやウェブの仕事もしています。得意なテーマは旅、歴史、酒、グルメ、健康など。

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