空き家ゲートウェイで100円空き家を手に入れる!?楽しむ空き家活用術

目次

空き家ゲートウェイのメリットデメリット

空き家ゲートウェイは、画期的なサイトで、オーナーや購入者にメリットも多いですが、その分デメリットもあります。

これは空き家購入全般に言えることでもありますが、せっかく安く空き家を手に入れた後に「こんなつもりじゃなかった…」とならないためにも、しっかりメリットとデメリットを確認しましょう。

メリット

≪空き家オーナーのメリット≫

オーナー側のメリットはずばり、「処分できない、処分にお金がかかる空き家を手放すことができる」ということでしょう。空き家ゲートウェイでは、通常ではありえませんが、売値が付かなければ付かないほど、掲載される可能性が高まります。

空き家の処分に困っているオーナーにとって、こんな良い話はないでしょう。

≪空き家購入者のメリット≫

空き家を購入する際に、値段交渉をすることほど骨の折れることはありません。空き家ゲートウェイでは、最初から空き家の販売価格が100円と100万円という分かりやすい金額のため、非常に購入がしやすいのです。

≪ブログ形式のレポートで空き家の現状がわかる≫

スタイリッシュなサイトと紹介文章で、空き家の魅力を最大限に引き出してくるのもこのサイトの大きなメリットです。

空き家を購入してからの生活が想像できる文章は、購入希望者の空き家購入後のイメージをより明確にしてくれます。

≪他の人の活用方法の提案を見ることができる≫ 

サイト内には、同じく空き家を購入して活用しようとする人などの物件活用アイデアを見ることができます。

自分がリノベーションする際に参考することもできますし、空き家活用方法のアイデアが浮かぶきっかけにもなります。

デメリット

≪100万円、100円の空き家は修繕費用がかかる≫

空き家ゲートウェイに掲載される空き家は、そのほとんどが金額のつかない家なので、リノベーションを自分で楽しんだりできる気持ちが必要です。

また、空き家特有のデメリットである家具などの残置物がある場合もあります。残置物の処分は、物によっては100万近く処分費にかかることがあり、自分で車などを使って運び出すにしても、ごみ処理場と家を行ったり来たりせねばならず、残置物の処理で疲れ果ててしまい結局空き家を手放した…という人もいます。

電気工事や、水道工事、そして水道管の取り換えなども必要ですので、自分である程度の補修をしようと思えない人は、補修費がかさんでしまうため、購入者としては向いていません。

≪空き家の掲載地方がまばら≫

空き家ゲートウェイは、サイトが誕生してから1年余りということもあり、掲載地方に偏りがある印象です。

また、都市部の物件は少なく、地方物件が多いため、理想とする地方や購入したい地域がある場合はマッチングが難しいでしょう。

≪100万円以上のもう少し扱いやすい空き家を見つけられない≫

空き家ゲートウェイでは、あくまでも最高額100万円の物件を掲載しています。

通常空き家マッチングサイトでは、金額を出せば修繕などが少ない物件もありますが、このサイトではそうした空き家を見つけることはできません。

≪購入エントリーは100人~150人 倍率が高い!?≫

空き家ゲートウェイは、今注目のサイトのため、1件の案件に対して購入エントリーが非常に多く、その数は100人~150人と言われています。

そのため、せっかく購入したい空き家を見つけても、提案した活用案件がオーナーの心に響かなければ購入することは叶いません。

かといって、気になる物件すべてにエントリーを出し、いくつも購入可能になってしまうのも困りものです。

となると、掲載案件に1件ずつ購入エントリーをするしかなく、空き家購入までに膨大な時間がかかる場合もあります。

リスクは分かっていればリスクじゃない!?

どんな空き家にも、リスクはつきものです。

もともとが、通常の中古物件として売れない家が空き家となりますから、空き家にはリスクがあるものと思って購入に臨むのが正しい姿でしょう。

また、リスクを最初から分かっていれば、それはリスクではありません。

リスクヘッジがきちんとできれば、あとは空き家を楽しむだけです。

ぜひとも空き家で自由に遊ぼう…くらいの気持ちで、空き家ゲートウェイを利用してください。

<次ページ:「空き家ゲートウェイ」以外にもある空き家の探し方>

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この記事を書いた人

雑誌編集を経て、現在はフリーの編集ライターに。空き家や外壁塗装など家周りのライティングが得意。「家の間取」を眺めていれば、ごはん三杯までいけます。

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