地方の空き地問題・・・その土地に合った活用方法を考える

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地方でも、アイデアしだいで有効に土地を活用できる!

地方のニーズにあった土地活用を考えてみよう

地方には賃貸需要があまりないため、建物を建ててまで賃貸として貸し出すことはおすすめしないと書きましたが、地方に存在する賃貸需要として、介護老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅があります。
駅近でないとしても、バス停から歩いて5分程度であれば介護老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などとして一棟貸しが可能です。地方であればあるほど、介護老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などは需要があり、安い施設を求めて利用者が郊外へ流れることも多いです。
高速道路のインターチェンジ近くに広く土地がある場合などは、倉庫を建てるのも一つの手です。

また、地方の土地活用方法として、何も貸し出すだけが方法ではありません。
自分でその土地を使って商売をすれば、黒字になるか赤字になるかは自分の腕次第です。
いくつか商売の例を挙げて説明致します。

特産品の販売

商売と言っても、店などの認知度が何もない中で商売をしても、儲けをだすのは難しいでしょう。その場合はその土地の名産物販売などで、商品自体の知名度を利用すれば商売をすることは可能です。販売する店舗も、華美なものでなくても名産物に魅力があれば販売することができます。
さらに、インターネットと併用して収益を得ることも可能でしょう。先にインターネットの反応を見て、商売になるかを見極めてから始めても良いかもしれません。

◎古民家を利用した古民家宿

所有している土地に古民家などがあるようであれば、「都会から来た人に、田舎の魅力をどう体験してもらうか」を考えた上で、田舎暮らし体験の宿の経営することもできます。また、古民家というほど古くない家でも民泊やシェアハウスとして運営し、土地活用することが可能です。

古民家を宿泊施設にした事例を取材した記事へ↓

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貸農園

都心から近い地方であれば1坪単位区切って農業を土づくりから体験してもらう貸し農園の運営方法もあります。     何も農業に詳しくなくても、近所の農家の人などを講師として招き、農業の体験教室などを開催することが出来ます。
更に宿泊施設と手を組むことにより、別の自治体からのパッケージツアーとして売り出すことも手です。

太陽光パネルを設置する

周りに日光を遮るような建物が無いようであれば、広い土地に太陽光パネルを設置し太陽光発電システムの導入することが 可能です。
農地にパネルを置くソーラーシェアリングという方法もあり、うまく利用した場合収益をアップすることが出来ます。

土地活用の際に補助金申請ができる使いみち

土地を活用する際に、補助金がでるものがあります。
上記にもあげた「サービス付き高齢者向け住宅」と「太陽光発電」です。
特に「サービス付き高齢者向け住宅」は、補助金の種類も多く新しく施設を建設する場合など、工事費の10分の1の費用。 改修工事の場合は、工事費の3分の1で180万円以内を上限として補助金が受けられます。それ以外にも、固定資産税の税制 優遇などもあります。
市町村によって優遇の範囲が変わりますので、その土地の役所にお問い合わせ下さい。

売れない地方の土地はどうする?

売却できない時は個人への贈与

土地活用も売却もできない地方の土地は多々あります。その場合は、個人への贈与をすれば、年間110万円までであれば贈与税は発生しません。タダで譲ってしまうと惜しく思う人もいるかもしれませんが、土地の活用も売却もできないのであれば、負債を抱えている状態と同じです。贈与することで、土地の維持費や固定資産税を払わずに済みます。

売れない土地の寄付には要注意

土地の活用も売却も出来ないことで、行政への寄付を考える人もいます。実際私も祖母の家が売却できず、行政への寄付を考えましたが、行政もいらない土地の寄付は断ってきます。地方自治体にとって固定資産税は貴重な収入源ですので、わざわざ利用予定もない土地をもらい受けて、収入源を自ら減らすということはしません。
また、法人相手の寄付は「みなし譲渡所得」で法人税がかかる場合もありますので、注意が必要です。無料で寄付したにもかかわらず、時価で売却したように扱われてしまいます。
譲渡の場合は、個人への譲渡が一番です。個人への譲渡であれば、お互いに税負担ありません。

土地の活用法に困ったら「空き家活用」にご相談を

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あなたの土地を活用するために、私たちにお手伝いをさせて下さい。

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(了)

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この記事を書いた人

雑誌編集を経て、現在はフリーの編集ライターに。空き家や外壁塗装など家周りのライティングが得意。「家の間取」を眺めていれば、ごはん三杯までいけます。

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