まず農地にするというのもアリ
* * *
実際に畑に行ってみました──
和田 なんで入り口にシャッターがあるんですか?
丸山 夏場は外の熱気が市場の中に入ってしまうので。冷房を邪魔しないようにです。
和田 へえ、シャッターがある農園っておもしろいなあ(笑)新しい時代に入ってきた感じがしますね。農地はこうあるべきという既成概念からの脱却!というか。
坂本 神戸市も、いわゆる「都市農園」を推進しているんです。補助の制度もつくろうとしているので、もっと増えるでしょうね。街を歩いていたら突然農園が現れるとか。
※令和3年4月より、都市局都市計画課が「神戸市まちなか農園開設支援」制度スタート
和田 空地はまず農地にしてランニングコストを下げるのがいいですよね。その後に何をするかゆっくり考えればいい。そして他に空き地が出来るのを待つ。
そうすれば、例えば1区画100万円だったのが2区画合わせると500万円で売れる場合もあるんです。2区画あれば建てられる建物も変わってくるので。
坂本 へんに建物ができたり、志のない人に入居されたりすると、エリアを一体的に活用できなくなるから意外と困るんですよね。
和田 グランドデザインを考えることは必要ですよ。このエリアをなんとかしようと思ったら、絶対10年以上はかかるから。
もし良いデザインができれば協賛者が見つかるかもしれないし。そういうことを考えながら、市場に農地を増やしていくのは面白いと思いますよ。
丸山 はい。いろんなことに挑戦できる余剰があるのがこの場所だと思っています。
* * *
佐藤 和田さんは色々な場所にいくと思いますが、この市場のポテンシャルはどう感じられますか?
和田 面白いと思いますよ。「変化」がありますからね。この畑がその象徴です。
佐藤 変化ですか?
和田 はい。「変化がある」ということは「変わっていこうという因子がある」証拠ですから。
坂本 確かに10年以上前から神戸市が入って色々施策して来ましたが、具体的に動き出したのはこの数年ですからね。
和田 その変化の因子は、今はまだ小さいかもしれないけれど、いろんな人が関わるようになってくると、どんどん雪だるま式に大きくなっていくんですよ。
もしかしたら、自分たちでは手に負えなくなるくらい盛り上がるかもしれない。
だから、その時に慌てないように、いまからグランドデザインを描いていくことが大事だと思うんです。
連載第2回はコチラ:機械好き大人の秘密基地「C-SPACE」誕生!
|
|
<「空き家」でお悩みの皆さま、「空き家」に興味が湧いた皆さまへ>
|
|
「空き家」は皆様が思うよりも、価値がある、良いものがたくさん
- 空き家って、こんなに新しいんだ?
- こんな歴史のある家、最高。しかも、ちょっとのリノベで使えた!
- こんな素晴らしい環境にある!
- (逆にここに新築物件は出来ないよな・・・)
そう、「空き家」は【埋蔵不動産】です。お持ちの「未活用不動産」でお悩みの方も、不動産を探されている方も。価値があふれる【埋蔵不動産】として、処理や活用をともに考えてみませんか? まずはご状況、ご要望を整理させていただきます。お問い合わせください。
お問い合わせフォーム:https://aki-katsu.co.jp/contact/
※私どもは不動産会社でも建築業でもございません。
「未活用物件」「空き家」の情報を自治体さまとの連携などもしながら収集し、関わる方のお悩みに相談する窓口としての専門会社です。
https://aki-katsu.co.jp/
よくある問い合わせ・お悩み、ご希望
<不動産を所有の皆さま>
- 「未活用状態」の不動産をもっていて、困りごとが・・・
- うちの実家を、どうやって活用しようか悩んでいる
- もっと良い活用の仕方や、使ってくれる方はいないかな・・・
<不動産を探している皆さま>
- 古民家風な「空き家」が欲しい!
- 郊外や自然豊かな場所に、移住したい、二拠点生活をしたい
- DIYをしてよい物件がほしい
- 不動産会社ではなかなか見つからない希望がある・・・
- 事業用の物件を探しているが、出回っている物件はすぐに決まってしまってじっくり検討できない・・・
お問い合わせフォーム:https://aki-katsu.co.jp/contact/
※私どもは不動産会社でも建築業でもございません。「未活用物件」「空き家」の情報を自治体さまとの連携などもしながら収集し、関わる方のお悩みに相談する窓口としての専門会社です。