失敗から学んだ”円満な相続”に必要な事。一気通貫で関わるからこそシェアできる、相続の本質に迫る。

2021年9月18日2022年8月23日

相続は”譲る側の想いや意志”に寄り添って。

私は子供のころから祖父に可愛がられたこともあり、いわゆるおじいちゃん子でした。目上の人に喜ばれることに喜びを感じられる人間となったのもその影響で、事業を運営する原動力にもなっていると感じます。その価値観もあってか、相続対策に関わる際には”譲る側の想いや意志”を尊重することが当たり前のようになっているんです。これは実は円満な相続にも繋がっている、重要なこと柄。

だから、私たちがサポートを行う際にも、譲られる側の依頼者自身が「どうしていきたいかという意志」とともに、親御さんの意志もしっかりと確認しながら対策を進めるようにしているんです。

そのため、どのような家族関係なのか、人間関係をしっかりと丁寧に把握することも大切にしています。整理し始めることを皆さんが知っているか、詳細まできちんと調べます。ここが一番重視している点と言ってもいいのかもしれませんね。声を掛けずに整理を始めると、処分した後に「処分するならひとこといってよ」といわれることから、関係が壊れてしまうケースも多いもの。本人にとってはどうでもいいことが、他人にとっては価値のある大切なことである場合も多いので、非常に気を遣って確認するようにしています。

相続の想い、意志を尊重すること

私たちができることは、依頼者の相続における意志を聞いたうえで、想定できる先々起こりうるリスクを伝え、対策に必要な専門家などへの依頼を通して、実現までのサポートを丁寧に行うこと。転ばぬ先の杖じゃないですが、将来のリスクを事前に知ることで対策法を共に考え、同じ家族の様な目線で想いを共有しながら、適切な対策を行えるのが特徴です。

相続は申請や遺産分与の割合など技術的なことだけと思われがちですが、相続にまつわる空き家の整備や売却など付帯作業も多いもの。転売や活用に必要な業者選定など、相続にまつわる一連のタスクを一気通貫で行っていることが昭和市場の大きな特徴です。通常なら個別の専門家が対応すれば抜け落ちてしまう”相続財産を渡す側の想いや意志”を対策を通して尊重し続けられる点が、他には無い強みだと言えます。この部分は、ご自身で相続を行われる際にも大切にして欲しい、円満な相続を行う上で最も重要なポイントです。

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自身で相続対策を行うことは社会課題の解決にも繋がる

私たちが相続関連の事業をしていながら、”自身で相続対策を行うこと”を強く推奨しているのは、円満な相続を実現しやすいということだけではなく、空き家問題の解消など社会的な課題や問題の解決にも繋がると考えているからです。昭和市場についても、これまでは口コミや紹介の依頼が大半でしたが、社会的意義もある事業だと感じていますので、より広く知っていただけるように今後はしなくてはならないと考えています。

空き家も相続も同様ですが、放置すればするほどリスクが高まるものです。これから相続対策を始められる所有者の皆さんに伝えたいのは、「現実から目を背けず、まずは現状を把握すること」が大切だということ。まずはご自身で知識を身につけ、できることから相続対策を進めることをおすすめしたいです。そのなかでお困りになった際は、弊社では無料相談も行っていますので、ぜひ気軽にお声掛けいただきたいと考えています。空き家の放置や相続の放置が無くなるよう、知識のある人がひとりでも多く増えることに今後も貢献をしていきたいですね。

（了）

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