【イベントレポート】宮崎県延岡市の商店街で高校生と市長、元オリンピック選手が空き家DIY!

空き家活用株式会社が運営支援する空き家活用事業公募プログラム「HYPHENATION in NOBEOKA」による『空き家のDIY体験イベント』の開会式およびDIYイベントが2022年6月4日(土)に開催され、延岡市長・読谷山洋司氏と延岡市出身の元競泳選手・松田丈志氏、延岡商業高等学校の高校生など計11人が空き家のDIYに取り組みました。
本記事では、開会式およびDIYイベントの様子をレポートいたします!

「HYPHENATION in NOBEOKA」とは、令和3年8月より宮崎県延岡市(市長:読谷山洋司、以下延岡市)より業務委託を締結した「延岡市空き家利活用モデル業務」の推進を目的とした事業公募プログラムであり、その公募対象となる山下新天街アーケードにある空き家がDIY体験イベントの舞台となりました。

HYPHENATION in NOBEOKA 公式HP
https://seminar.aki-katsu.co.jp/hyphenation_in_nobeoka

DIYイベント参加者

市長と松田丈志氏、市民が参加した『空き家のDIY体験イベント』DIY体験イベントには、空き家に興味関心があると応募いただいた30代から50代の延岡市民6名と、地元の高校生(宮崎県立延岡商業高等学校)5名による計11名が集まりました。

目次

開会式
〜 これからの延岡へ向けたチャレンジがスタート! 〜

開会式では、延岡市長・読谷山洋司氏より商店街空き家の状況、今後、延岡市で計画している取り組みについて、延岡市出身で元競泳選手・松田丈志氏より山下新天街アーケードに関する想い出や延岡市の空き家対策に共感する参加者へ、喜びの言葉を述べました。

延岡市長・読谷山洋司 コメント

「延岡には三つの新しい動きがあります。一つは今年の9月23日にオープンする延岡城・内藤記念博物館。国の公開承認施設として、国宝や重要文化財も展示でき、美術館機能も持ちますので、全国から多くの方々が集まると期待しています。二つ目は市役所近くに野口遵記念館と古民家風カフェが年内そして来年春に完成します。三つ目は宮崎県で一番に大きく、九州の太平洋側でも一番と言える(仮称)新宮崎県立体育館、そして、プロ野球キャンプも誘致できる野球場と屋内多目的施設が令和5年度中に完成します。これらの施設から山下新天街の商店街への人流をぜひ作っていきたいと考えています。それにより、空き家・空き店舗のシャッターが一つ一つ開く、それを実現しようとの考えを持って、今日はDIYへ参加させていただきました」

左が空き家活用株式会社の和田 貴充、中央が松田丈志氏、右が延岡市長・読谷山洋司氏

◎元競泳選手・松田丈志 コメント

「山下新天街アーケードと言えば、私が中学生くらいの頃は「おしゃれ」をして行くところでした。緊張しながら来る場所だったと今でも懐かしく思います。子供の頃は七夕祭りでこの通りが人でぎゅうぎゅうになり、土曜は夜市もあり、僕らの時代は、ここ山下新天街アーケードがメインストリートでした。

今、シャッターが下りている店舗を見ると、やはり寂しい気持ちになります。時代の流れもありますが、しかし、何か次の 使い方があるんじゃないかとずっと思っていました。前へ進むためにはきっかけが必要です。今回このプロジェクトを通して、そのきっかけづくりができたらと思っています。

最初は募集が本当に集まるのかとても心配でしたが、実際に(公募の説明会には)沢山の方が集まりました。これだけの人が新しいことにチャレンジしようという気持ちを持っている事に対して、嬉しい気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」

空き家でDIYイベント
〜市長もメダリストも高校生も!みんなでDIY〜

開会式終了後には参加者全員で山下新天街アーケードへ移動し、改めて空き家の構造や実態の説明を受けた後、市長、松田丈志氏、そして参加した市民と学生全員で、ついたての作成体験、室内の塗装体験、塗り壁体験などのDIYを体験しました。

参加した市民によると、「新たな取り組みを、若い子や、街の方達と一緒にやっていくっていうのはすごく素敵だなと思う」、「空き家DIYなど空き家に触れる貴重な体験ができた」や「市の空き家施策や市長の考えについて直接知れてよかった」など好感を持たれた印象でした。

参加した高校生によると「みんなと楽しくイベントができた」とDIYを通じてチームとなってコミュニケーションが取れたこと、また「普段しないような経験をさせてもらった」、「やったことのない経験ができて、将来役に立つと思う」といった回答もあり、空き家活用株式会社の和田は「地元の高校生がこの体験をきっかけに将来、商店街で起業してくれたら嬉しいですね」とコメントしました。 

DIYに参加する松田丈志氏(左)と空き家活用の和田貴充(右)
参加者全員で空き家のDIYを行った。
塗装の位置を確かめる松田丈志氏
熱心に話を聞く延岡市長・読谷山洋司氏

このイベントは、空き家の現状をDIYで体験し、参加者全員でコミュニケーションを取りながら、空き家の課題についての理解を深めることも目的としておりました。

◎空き家活用 和田貴充コメント

空き家活用株式会社の和田によると「DIYの良いところは費用があまりかからないことなので、自分たちで店舗を借りて何かをしようとするときに、自分たちの手でどこでもいいからDIYをやってみることで、コストを安く収めることもできるし、仲間でDIYすることでチームビルディングにも繋がると思います。チームで塗装し、仕上げる。空き家をこうすると良くなる。こう改善すると良くなるのでは、など。あるものを活かした、それを変えていく喜びっていうのが、やはりDIYにはありますし、空き家を通じてそのリアルな体験をしてほしいと考えて、今回DIYイベントを企画しました」と語りました。

HYPHENATION in NOBEOKAについて

空き家活用事業公募プログラム「HYPHENATION in NOBEOKA」は、4月1日より1次審査による応募を開始しており、これまでに応募希望者に対して説明会を2回開催し、地元延岡で事業を営まれている方、新たに始めようと考えている方などを中心に、計17件のお申し込みをいただき、のべ12事業者・個人、15名の方に参加いただきました。

事業公募は専用ウェブサイトにて今年の7月31日(日)まで受け付けしております。

空き家活用事業公募プログラム「HYPHENATION in NOBEOKA」ウェブサイト:
https://seminar.aki-katsu.co.jp/hyphenation_in_nobeoka

事業公募エントリーフォームはこちら:
https://smoothcontact.jp/front/output/7f0000015573953cbee6de975629bf31

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