二拠点生活で湧いた意思が古民家を再生。『ハチドリの一滴』な場づくりとは

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ハチドリの一滴、私にできることをしているだけ

 森さんを大きく変えた『ハチドリのひとしずく』は南米アンデス地方の民話。山火事が起き、動物たちが次々と逃げ出す中で、一匹のハチドリが自分のくちばしに入る一滴の水を何度も運んで猛火に立ち向かった物語だ。

人生の転機となった「はちどりのひとしずく」

 ハチドリに対し、森から逃げた動物たちは「そんなことして何になるのか」と笑う。これに対して、ハチドリは応えた。

 「私は、私にできることをしているだけ」

 だから森さんの拠点は「はちどりの森」。

* * *

未来の自分へ、いま自分にできることをする

 森さんは「大きなこと、目立つことをしようと思う必要は無いんじゃないかと。自分にできることをするのが一番いい」という。

 折しもコロナ禍で、これまでの“普通”にも変化が現れている。不透明感が増す中で「やってみないとわからないことが多いと思う。ちがう、と感じたら変えればいい。まずはやってみることです」とも。

コロナ禍は生活や仕事のスタイルも大きく変えつつある。

 「これまでは物理的に無理だった人も、テレワークによって田舎暮らし、二拠点暮らしが可能になりつつあります。興味があれば、まずは現地に行ってみるといいですね。現地では感じるものもあるし、人とのつながりができることもあります。それが自分に合うかどうかですね」

 自分ができることをする。ハチドリのように。それが大切だ。

(了)


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この記事を書いた人

フジサンケイビジネスアイ編集委員。1990年に日本工業新聞社(フジサンケイビジネスアイ)入社。以来、日本工業新聞や産経新聞、フジサンケイビジネスアイなどで経済、産業報道に携わってきた。

コーポレート・ガバナンス(企業統治)など企業経営関連、エネルギーや食料問題などの危機管理などが得意分野。

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