「空き家タダであげます」よりもお得!?ホントにお得で賢い、空き家の探し方が知りたい

空き家購入後に費用を抑える方法

例え無料で空き家物件が手に入れられなくても、落ち込むことはありません。先程もお伝えした通り、空き家活用はトータルコストが重要です。そのトータルコストを下げる方法こそが、補助金や助成金の活用です。空き家活用をする上で非常に助けとなる施策もたくさんありますので、 事前に確認しておくことをお薦め致します。

補助金や助成金の活用がコストを下げるカギ

地域によって、補助金や助成金の内容は違います。申請する際は、適応条件も含めて確認が必要ですが、補助金や助成金の実施例をみていきましょう。

※掲載の情報は、2021年4月13日現在、当社調べのものとなります。活用の際は専門期間にて、実施の有無、詳細を改めてご確認ください。実施の要件等の変更やエリアによる違いもあるため、下記記載記事とお読みになられた時点での情報の齟齬については責任を負いかねます。

《改修工事費支援制度》

空き家の活用に向けた、改修費用をサポートする制度です。大阪市でも行われていた制度で、住宅再生型と地域まちづくり型に分けて実施されています。

条件を満たせば、改修後住宅利用する場合は、限度額75万円で、補助率1/2。地域事業活用などの場合は、限度額300万円で、同じく補助率1/2も支援が受けられる制度です。

《移住奨励金》

空き家への移住をサポートする施策として、移住奨励金も実施されている地域もあります。

常陸大宮市でも、移住奨励金が支給されており、面積60㎡以上の空き家への移住など他項目を満たせば、10万円支給にて支援を受けられる制度です。

《空き家×子育て奨励金》

空き家を購入、または賃借で住むことを予定している、子育て家族への支援もあります。実施しているのは茨城県北相馬氏の利根町。

中学生以下の子供との同居など、一定の条件を満たせば、20万円が助成される取組み。使用用途に指定はない為、空き家の購入資金に充てることも可能です。

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ご紹介した補助金や助成金以外にも、全国で空き家に関する施策は幅広く行なわれています。また、事業者向けから個人向けまで施行されており、地域との交流をサポートする取組みもあります。空き家購入や事業を始める際は、地域の支援についてもしっかりと確認しておくと良いでしょう。

<次ページ:空き家を所有したあとに、その後手放す際のコツとは>

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この記事を書いた人

特区民泊アパートメントホテル運営中のフリーライター。感性に触れたコトを読み手の暮らしに触れるモノに。出雲に生まれ、もう長いこと大阪で暮らしています。

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