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【所有している皆様へ、所有したあとに万が一のとき】空き家を売るタイミングとポイント
空き家を活用した事業などを行なう場合は、特にリスクヘッジの面からも「売る」ポイントを抑えておくことが大切です。万が一、事業が立ち行かなくなったとしても素早く売ることさえできれば、リスクを最小限に抑えることができます。住宅用として利用される方にとっても同様ですので、ここでは「売る」タイミングとポイントについて整理していきましょう。
不動産は「売却」・「購入」のタイミングが大切
活用後の空き家を売る場合は、大きく分けて「買い先行」と「売り先行」の方法があります。
《空き家や住宅の購入が先になった場合「買い先行」》
現在の空き家を売り、その後利用する空き家や住宅を先に購入する場合が「買い先行」です。
住宅の場合は住む場所に困る心配がなく、事業なら次の展開にスムーズに移ることが可能です。資金に余裕がある場合は、購入してから売る方法が良いでしょう。
《活用後の空き家売却を先にする場合「売り先行」》
先に物件を売る場合は、売る価格設定を妥協したくない方向け。販売で得た資金を、その後の予算計画の基盤にしたい方に向いている方法です。
デメリットとしては、住宅用の場合は借り住まいが必要で、事業であれば、展開スピードの遅れに繋がる場合もあります。
売却価格を基に物件の購入価格を決めれば、比較的リスクも少ないと言えるでしょう。
参考:空き家となる実家を売るまでの流れを解説!手放せない方向けの対処法もご紹介します。|アキカツマガジン
空き家は「探す・買う・売る」を専門家に相談し、合わせて検討して運用する
国内の空き家件数増加に伴い、空き家に関するサービスも整備され始めています。以前は個人の情報網が中心であった、「探す・買う・売る」を一括して行なうサービスも登場。さらに、運用や活用のサポートを行なう空き家活用を支援する企業も増えてきているのです。
空き家のデータベース×活用ノウハウが現在の主流
具体的なサービスの内容としては、依頼する空き家活用の支援を行う企業が持つ空き家データベースから、希望の物件を選定します。データベースが精度の高いサービスであれば、空き家探しにおける不要なトラブルが避けられ、契約・購入までがスムーズに。
購入や運用のポイントを相談しながら、書面上のアドバイスを受けられるサービスもあります。
そして、空き家の活用後は、売るタイミングも相談。同サービスのプラットフォームを使用し、売却することも可能な時代です。これらすべてのサポートを依頼できるので、確かなノウハウをもつ、信頼できる事業者の選定をまずは行いましょう。
また、ご自身の空き家活用方法や、運用における知識にあわせ、必要なサポートを受けられるサービスを選ぶことがお薦めです。
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