連載|これからの住居-多拠点生活(2)

人気の多拠点生活場所は?

実際に皆はどうやって多拠点生活をしているのでしょうか?
もともと、地方に移住する際に問題となりえたのが仕事の問題です。
大都市と比較すると、地方は仕事の数も収入面でも劣ることが多く、東京から地方に移住するハードルとなっています。
しかし、新型コロナウイルスでリモートワークを実施する企業が増えたことで地方にいながらも東京での仕事ができるようになりました。


テレワークができるかどうか、というのは多拠点生活をする上では重要な点だと感じます。
中には平日は東京で週末は地方のように、金曜日の夜に移動をし、日曜日夜に帰ってくるという方もいますが中々にハードルが高い生活だと思います。

多拠点生活をする理由としては、「自然に触れたい」「癒やされたい」などが多いため、自然が多いところが人気があります。
筆者の周りでは、長野や山梨など東京から2~3時間ほどで行ける地域が人気です。

サブ所在地は賃貸?購入?実家?


それぞれ拠点の物件をどう用意しているかというのは、賃貸と購入、そしてホテルや旅館を利用する、他には間借りするなど色々なパターンに分かれます。
2拠点を持つというのは基本的には、2つの拠点の取得費用、そして賃料などの月々のランニングコストが発生します。

購入に関しては、購入する物件の所在地にもよりますが、ローンの利用が難しいケースも多いです。ただ、戸建を購入した場合はDIYが可能なので、それを目的に購入する方もいます。
自然とふれあいながら自分が作り上げた家に暮らす、というのが最高に充足感を感じる方が多拠点生活する方には多く、購入の割合は多いかと思います。

賃貸は、取得費用のハードルは購入に比べて低いですが、月々の賃料が発生します。その他にも、なかなか希望条件と合致する物件がないことも多く、多拠点で賃貸割合が低い原因にもなっています。

宿泊施設を選ぶパターンも

空き家 活用 自治体

そうした中でホテルや旅館といった宿泊施設を利用して多拠点生活をする方も増えています。
新型コロナウイルスの影響もあり、現在のホテルや旅館の宿泊単価が例年と比べて下がっていること、ウイークリーやマンスリーのプランなどを用意するホテルや旅館が増えたことにより、このような拠点の費用も現実的な価格となってきました。
特に、トライアルのような形でやってみたい方には、このようなやり方が合っています。

筆者の場合は、100%テレワークではなく、都内に行かなければならない予定もあるため行く場所が限定されています。

そんな事情もあるため、1週間は東京にいて次の1週間は地方、再度東京に戻ってくるというやり方で、都内に気軽に帰ってこれる場所に行くことが多いです。
基本的に行く地域としては千葉の南房総や逗子、山梨などです。

* * *

こうした生活をしていると、ホテルや旅館、民泊を活用することが多いです。
多拠点生活をしてみたいけど、場所の選定が決められないという方はこのように宿泊施設を利用する方法をオススメしています。


筆者も居心地が良いところを見つけたら、購入もしくは賃貸をして地方の拠点を作り、その拠点を複数人でシェアして利用することを想定しています。
地方での滞在を1ヶ月フルで利用するわけではないので、同じような使い方をする方とシェアして固定費もシェアして拠点を作る予定です。

同じような考え方で、地元の方が所有している物件を土日だけ間借りしている方もいました。
地元の方が、こうした使い方に理解をしてもらえると多拠点生活をするハードルは低くなっていきます。空き家をこのように特定の賃借人にシェアするやり方をすることにより、活用の幅が広がるのではないかと思います。

多拠点生活を広げるには、地元の方だけではなく自治体の理解も重要になってきます。
例えば、千葉県南房総市の観光協会は3月末から、2拠点居住やワーケーション、移住など幅広く相談に応じるコンシェルジュプランを用意しています。
また、山梨県北杜市では、多拠点生活で悩みの種となるゴミの処分について、別荘ごみの収集などを行っています。

以前は多拠点生活というのはネガティブな理由によるものが多くありました。
しかし、生活の多様性が広がっていき、ポジティブな理由により他拠点生活を希望する方も増えていきました。
人々のニーズを掴み、それに適したプランや利用方法を用意し自治体や地元の方との協力があれば、空き家も新たな需要を作り出せるのではないでしょうか。

(了)

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この記事を書いた人

賃貸管理、ホテル運営、レンタルスペース運営、シェアハウス管理の経験を経て、使い方(運営)で不動産の価値を最大化する事業を行っています。プライベートでは、家を持たず転々とするアドレスホッパーをしています。

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