苦戦する空き家探し~筆者の場合~
ここまで客観的にデュアルライフについて解説をしてきましたが、かくいう私自身もデュアルライフを実践している一人です。
前項で言うと、副業タイプに近いです。
持病のための静養で湯河原の民泊に滞在したことをきっかけに、自分の持てる力で社会貢献をしたい。空き家を活用して、地域に仕事も生み出し、海外の方との交流も盛んに行うビジネスを起業したいと思うようになりました。
いいところが見つかったらまずは電話でアポイントを取り、現地へ赴く生活がスタートしました。始めは、自治体の空き家バンクを使っていましたが、私が検討していた地域の空き家バンクは表向きだけ運営している状態でした。
実際にアポイントを取って現地まで赴いたのに、掲載されている物件はすでにほかの人に貸し出しがされていたり、親族の方から反対を受けていたり、貸し出しにあたって所有者が自由に出入りできる条件をつけられたり・・・と大変な思いをしました。
結果的には、地元の良い不動産屋さんとお知り合いになることができ、駐車場件広い庭付きの戸建てをオーナーさんのご厚意で賃貸契約なのに比較的自由にさせてもらいました。そして家賃は月3万と、リーズナブルな価格でお借りすることができました。
庭では野菜やハーブを栽培し、釣りを楽しんで、地域の方を招いて食事を振舞うなど有意義に過ごさせて頂いております。
やりたいことの実現にはまだまだ時間がかかりますが、もっと効率よく自分の条件に合った空き家に早く巡り合う方法があればなと痛感しました。
空き家の活用を検討している方はご相談下さい
ここまで、目的もスタイルも大きく変化した「現代型デュアルライフ」に焦点をあててしてご紹介をしてきました。
子育て世代や働き盛りの世代は忙しく、経済的にもゆとりがあるとは言えない世代。
利便性を追求した結果、都市部に集中し、ニュータウンが各地に生まれていきました。
そこから数十年。
ニュータウンで生まれ育った世代が親となり、子育て真っ最中な中で選んだものは
豊かな自然
故郷と呼べる場所
物理的距離が程よくあり、心理的には家族のような近隣関係
そんな、「第二の居場所」や「心の故郷」なのではないかなと実践者の一人として感じています。
デュアルライフを実践している方は、子育て世代だけではありません。
独り身であっても、社会貢献や地域の活性化に自身の経験を活かしたいという方も多くいらっしゃいます。
一方で、自分が持っている田舎の空き家は価値が無いから、売るなんて無理だろうと放置している持ち主の方もいます。
しかしもしかするとその家は世代が違ったり、都市部で育った人にとっては魅力的かもしれません。
売るにしても、貸すにしても、まずは何をしたらよいかわからない・・・そんな時は是非私ども空き家活用株式会社にご連絡下さい。
お待ちしております。
(了)
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