解体するか残すか悩んだ時は？
ここまでご紹介してきたように、解体には大きな費用がかかります。相続してもらえれば資産であった不動産も解体すると、逆に費用がかさみます。残すか解体かを悩まれた場合は、空き家のまま管理をした場合にかかる固定費用を算出し、見合うかどうかを目安として検討されるのも１つの方法です。
空き家のまま管理した場合にかかる諸費用
| 固定資産税 | ※更地にした場合は、優遇措置の1/6の適用が除外される |
| 都市計画税 | ※更地にした場合は、優遇措置の1/3の適用が除外される |
| 火災保険 | リスク管理として必須の保険 |
| 空き家管理サービス利用料 | ご家族が定期的に空き家を管理することが難しい場合、空き家管理を代行するサービスを利用するとかかる費用 |
| 修繕費用積立 | 大規模集合住宅では管理費や修繕積立金を毎月支払いますが、戸建ではそれがありません。 相続されるご家族が１０年ごとに１００万円を目安に支出可能かどうかを１つの目安にされてください。 |
これらはあくまで一般的にかかる費用になります。個別のケースによっては、別途費用が掛かる場合もあります。これらを参考に解体費用のほうが安い場合は検討の余地があります。
解体に関してもう少し詳しく知りたい方は以下にまとめてありますので、ご参照ください。
参照：空き家の片付けにかかる費用は？アプリやサービスを活用して安く抑えるコツを解説｜アキカツマガジン
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まとめ
この記事では、終活の定義と本質。終活を行うことのメリットを確認してきました。また、終活の中で一番重要な「不動産整理」について、相続・売却・取り壊しの３つの方法を詳しく解説。所有するご自宅を、あなたの望む形で繋いでいくための選択肢をご紹介しました。
終活はともすれば、残されたご家族のためだけに行うものと思われがちですが、あなたご自身の人生の最終章を充実させ、最期の瞬間まであなたらしく過ごすことができるための道しるべでもあります。
不動産整理で言えば、ご自宅を残すにあたってご家族が争うことなく幸せに。あなたご自身も大切な我が家を自身の希望する通りに残していく大切な準備とも言えます。
とはいえ、専門的な知識が必要とされる不動産整理。あなたやご家族だけでは答えが出しづらいケースも多いでしょう。
弊社「空き家活用株式会社」は、空き家を専門とする企業として独自のノウハウを培い、様々なご相談に応じてきました。その中で、相続・売却・取り壊しだけではなく、「利活用」という第四の選択肢もご提案。
大切な想い出の詰まったご自宅。不動産整理で悩んだら、是非お気軽に弊社にご相談ください。あなたにとって一番良い形を、一緒に考えさせて頂きます。
（了）
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