『空き家ゼロに』から目指す、四方良しの実現
空き家の再生 四方良しにするために
ー 御社のHPにもあります空き家に対しての『四方良し』とはどういった考え方なのでしょうか。
黒田 「顧客に良し・まちに良し・地域経済に良し・働き手に良し」という考え方です。
売り主が安心して空き家を売ることができ、買い主が安心して買える。そして空き家が無くなることで地域の防犯性もあがり、地域社会への価値ある資産の提供が可能となるのです。
さらには、働いている僕らが楽しくないと、生産性を高めていくことができないと考えています。
『空き家買取専科』自体もそうですが、弊社と提携で働くスタッフや職人に対しても同じです。
従業員の働き方が充実することで、従業員の家族が幸せになり、取引先ともWinWinの関係で仕事をすることによってお互いが幸せになる。
『空き家買取専科』で空き家売買に関わるすべての人が幸せになることが、弊社の掲げる『四方良し』という言葉なのです。
8月2日を『空き家ゼロに』の日に。空き家をテーマにした全国のプレイヤーと連携
ー なぜ今、「空き家ゼロに」を掲げていらっしゃるのでしょうか。
黒田 空き家の問題は、弊社一社だけが頑張っても解決にはなりません。
多くのひとが問題意識を持ち、空き家があることや、活用できることを認知してもらうことで初めて、「空き家ゼロに」の1歩を踏み出すことができるのです。
そこで8月2日を「空き家ゼロに」の日と定め、啓発活動を毎年行っています。
また、2019年に藤枝市と立ち上げた『藤枝市空き家ゼロにサポーター』は、現在35社。自治体と民間企業がタッグを組み、空き家をゼロにするためのセミナーや移住体験ツアー、空き家DIYなどを行っています。
先日は『子ども空き家お掃除隊』が、7年間空き家だった家を掃除しました。
残置物が沢山ある家だったのですが、子どもたちと空き家ゼロにサポーターの協力で、あっというまにきれいになったのです。
残置物が片付いたことで、お掃除した空き家を不動産情報サイトで売りに出すことが出来ました。
こうした空き家は、放っておいたら地域の負債になってしまいますが、『空き家ゼロに』の活動を通して、空き家を資産として市場に戻していくことが可能となるのです。
今後は『空き家買取専科』として『空き家ゼロにサポーター』を通してどのような活動をしていきたいとお考えですか?
黒田 これからも「空き家を減らしていく」というアプローチの元に、『空き家ゼロにサポーター』の輪を広げていければと考えています。
自治体しかできないこと、民間企業にしかできないこと、それぞれの得意とすることが掛け合わさることで、地域の空き家対策に多いに貢献していけると思うからです。
また『空き家買取専科』では、有料ではありますがコンサルサービスも行っています。弊社のような買い取りした物件を、リノベーションして空き家を再生する地方モデルを作ることによって、さらに全国でも空き家を地域の資産として提供できるのではないかと考えているからです。
同じビジネスモデルを通して、同じ志を持った人々と一緒に空き家問題が解決できればと。
空き家の所有者、空き家の購入者、地域社会、業者すべてが上手く手を取り合うことで、空き家を地域社会へ資産として戻していくことができると思います。
(了)
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空き家買取専科:https://akiya-kaitori.jp/
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